民主党の小沢一郎幹事長の資金管理団体「陸山会」の土地購入事件に絡み、小沢氏の関連政治団体が2000〜06年の7年間に、ゼネコン8社から計約6億円に上る献金を受けていたことが16日、東京地検特捜部の調べなどで分かった。これらの団体は収入の大半を陸山会に移していたという。
団体間では政治資金収支報告書に記載していない資金移動もあったとされる。政治資金規正法違反容疑で逮捕された同会の会計事務担当だった石川知裕衆院議員(36)の逮捕容疑となった4億円の土地購入費に、こうしたゼネコンの資金が流れた可能性があるとみて、特捜部は実態解明を進めている。
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