北九州放送局

2010年1月16日 21時26分更新

閉校予定の中学校で激励会


ことし閉校する添田町の中学校で、最後の卒業生となる3年生を激励する催しが行われました。

添田町では生徒数の減少などにより、現在3校ある中学校のうち2校がこの春閉校することが決まっています。
このうち英彦中学校では受験を控えた3年生11人を激励する催しが行われ、生徒や保護者などおよそ40人が参加しました。
まず2年生が3年生の高校受験の合格を祈って千羽鶴を贈り、全員に手作りのお守りを手渡しました。このあと、3年生の決意表明が行われ、生徒たちは「高校に合格できるように一生懸命勉強して、将来は看護師になります」。
「高校に入ったらバスケット部に入って全国大会に行きます」などと力強く抱負を語りました。
催しでは、日ごろ厳しく指導する先生たちがきょうばかりは猫のまねをしてみたり、歌や踊りを披露したりと生徒たちを和ませていました。
最後に地域の人たちが参加して、全員で餅つきを行い、長い歴史の幕を閉じる中学校で最後の思い出を作りました。