ごあいさつ-高橋茂

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ごあいさつ

私の仕事に対する考え方の原点は、「電子楽器の開発」にあります。
 無機質な電子部品が、大勢の人々に感動を伝える音を作り出す。それは部品の性能を上げるだけで達成できるものではなく、エンジニアの「努力」と「情熱」そして「感性」によって生み出されるものでした。

 もうひとつの原点となった2000年の長野県知事選挙。
 私は、この選挙で多くの長野県民が自らの選択で県政を変える姿を目の当たりにし、自分も参加しました。それは、日ごろから市民活動や政治に関与していた人たちばかりではなく、ごく普通の市民が立ち上がる姿でもありました。

 自分たちでも変えることができる

 これは、その時に多くの長野県民が感じたことだったと思います。その時から私の中では政治への関心が高まってきました。
 しかし、「政治への関心」といっても私が政治活動をするわけではありません。私は、あくまでもエンジニアとして、市民が情報発信を行い、活動の輪を広げていくお手伝いをすることを仕事としよう、と決めました。

 その時に脳裏に浮かんだのが、県知事選を一緒に闘った方たちでした。「特別な政治的能力を持つ人だけでなく、普通の市民が政治に参加して、地域を良くしていくことが、結果として日本を良くしていくことになるのではないか」。そう考えた私は、ちょうど縁のあった犬塚直史氏(当時は実業家。現参議院議員)と共に株式会社アイランドボイスを設立し、誰でもがインターネットを使いこなして情報発信できるツール『ネット参謀』を開発しました。

 そして、2004年3月。私は「ネット参謀」と共に独立し、株式会社世論社を設立しました。ちなみに「世論社」という社名の命名主は、作家・コラムニストの勝谷誠彦氏です。

 世論社は、引き続き市民の情報発信のお手伝いをしていきますが、先のことはわかりません。しばらくはインターネットに関わっていくでしょう。しかし、世の中の動きを読みきれるわけではありません。変わらないのは、原点である「ものづくり」に対する情熱です。無機質の部品から感動の音を作り出せるように、無機質のインターネットに情熱を注ぎ込むことによって、感動を作り続けていきたいと考えています。
 そして、一人一人の「声」を発信し集約していくことによって、日本を、そして世界を少しでも良くしていくお手伝いをしていきたいと考えています。

2007年元旦
代表取締役 高橋茂(プロフィール