2010年1月16日 10時09分 | |
(8時間54分前に更新) |
県内は15日午前、各地で気温が下がり、粟国で5・8度の今季最低気温を観測するなど、県内4カ所で観測史上最低気温を記録した。八重瀬町東風平では同日午前7時50分ごろ、自動車の屋根に氷が張ったという情報が寄せられた。
伊是名では同日午前、1977年の観測以来、1月の観測としては史上最低の6・4度を記録。久米島町北原で同6・4度(2003年の観測以来最低)、宮古島市下地で同8・8度(03年以来1月の観測史上最低)をそれぞれ記録した。
八重瀬町在住の渡邊康志さん(52)は同日午前、出勤前にアパートの駐車場に止めてある自動車の屋根に氷が張っているのに気づいた。沖縄気象台によると、この日は朝から雲一つない晴れで「地上の熱が一気に空中放散される放射冷却現象が発生し、気温が急激に下がったとみられる」とし、「条件によっては、氷が張ることも十分考えられる」と説明した。