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主題歌・挿入歌を歌う「THE ALFEE」高見沢俊彦さんからのメッセージ
THE ALFEE
『宇宙戦艦ヤマト』と聞けばファンの誰もがあのテーマ曲を口ずさみたくなるのではないだろうか。テレビシリーズとして登場してから35年。新作として描かれる『復活編』では、ヤマトと同じデビュー35周年を迎えたTHE ALFEEが劇中歌「宇宙戦艦ヤマト2009」と、主題歌「この愛を捧げて」を担当している。記念すべきこのコラボレーションについて高見沢俊彦に話を聞いた。

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ともに35周年という同じ長さのキャリアを持っていることから今回のコラボレートが実現。オファーをもらったときの気持ちを聞かせてください。

僕自身がヤマトファンなので、喜びと驚きの両方がありました。もちろんプレッシャーもありましたが、プレッシャーも越える高揚感というか、ミュージシャンとしてやり甲斐のある高揚感がありましたね。普段はプレッシャーをあまり感じない方なのに、自分のなかでそれがいい意味で表現できたと思います。

長年のヤマトファンということですが、高見沢さんにとって『宇宙戦艦ヤマト』はどんな存在なのでしょうか?

劇場で観たアニメーション映画で初めて目頭を熱くさせられ泣いたのが『宇宙戦艦ヤマト』でした。ヤマトが掲げている主題は愛ですよね。自分の命を犠牲にしてまで愛する人を守る、大事なものを守る──その主題をずっと貫いている作品で、それに人はグッとさせられると思う。男性ファンは特にね(笑)。

主題歌「この愛を捧げて」はエンディングの感動をさらに盛り上げてくれる曲でした。“愛を捧げる”というタイトル&歌詞は、やはりこれまで掲げてきた“愛”を意識しているのでしょうか?

そもそも『宇宙戦艦ヤマト』には宇宙という壮大なテーマがありますが、『復活編』のシナリオを読んで感じたのは、人間と地球の関わりを含めた先にある“心動かされるもの”。それをうまく音で表現したいと思ったんです。みなさんがヤマトに対して抱く“心動かされるもの”をメロディーにして、歌詞に置き換えることができたらなと。ですから、今回はTHE ALFEEの曲というよりもすべてヤマトへ向けて作っている。100%ヤマト寄りの楽曲になっています。

これまでにもTHE ALFEEはさまざまな作品とタイアップを組んできましたが、そのように思ったのは初めてですか? 佐々木功さんが歌ってきた主題歌も「宇宙戦艦ヤマト2009」としてカヴァーしていますが、劇中歌以上のプレシャーがあったのでは?

ここまで作品に寄ったことはないですね。とはいっても、アレンジも含めてギターもコーラスも入っていますからTHE ALFEEっぽいといえばTHE ALFEEっぽいんです。けれど、作る過程においては『復活編』のストーリーや曲がどのシーンでかかるのかを聞いていたので、それを意識しながらスタッフの一員として映画を作ったという感じです。

ヤマトがあのテーマ曲と共に旅立つシーンは本当に鳥肌が立ちました。

僕もヤマトファンの1人ですから、ヤマトファンのあの曲に対する思いがどれほどのものなのかはよく分かります。それを絶対に崩してはいけないなと。ギター・アンサンブルになっていたり、アレンジも加えているけれど、オリジナルを壊さないように工夫しました。ただ、ファンにしてみたらどうやっても前の原型が好きなんですよね(苦笑)。だから、昔のイメージ=魂はそのままに、新しくリニューアルさせたいという想いが強かったですね。

地球の消滅、宇宙への移住という『復活編』のストーリーについてはどんな印象を持ちましたか?

僕のなかでヤマトというと『さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち』なんです。そのイメージが強すぎて、正直(新作に対して)それを越えることはできるんだろうか? という思いはありました。けれど、今回は“復活”という意味で、もう一度あのヤマトを目にすることができる、それが嬉しくて。今まで以上に現代に合ったストーリーになっていますし、ヤマトが貫いてきた愛もしっかり描かれている。シナリオを読んだだけで感動してしまいましたから。温暖化が進むこの時代、最近はエコロジーとかさかんに言われているけれど、それを踏まえて色々と考えさせられる映画になっていると思います。

35年経った今も色褪せないどころか多くの人が復活を待ち望んでいる。『宇宙戦艦ヤマト』の何がそこまで人を惹き付けるのだと思いますか?

『宇宙戦艦ヤマト』の“すべては愛のために”という、自分の命をかけて愛する人を守るストーリーが大好きなんです。時代錯誤って言われるかもしれないけれど、僕はそういうものが大好き。言葉にするのは難しいけれど、ヤマトには日本人の琴線に触れる何かがあって、それを感じ取れるのは僕ら(日本人)だけかもしれないけれど、それがヤマトの魅力なんじゃないなかと。そして、今回はコンピュータグラフィックス(CG)でリアルさが増した分グッとくる感じも大きくなっている。波動砲6連射もすごいけれど、それ以上にヤマトが愛おしくなる作品に仕上がっていると思います。

若かった古代も娘が生まれ大きく成長していますが、高見沢さんからみて古代進の格好良さはどんなところですか?

古代にヒゲがあるのでびっくりしましたけど(笑)、若いクルーを統率していく艦長として立派になったなと。時間を経た感じは出ている気がします。古代は自分よりも自分の生まれた地球のため、ヤマトが生き残るためではなく地球のため──愛するもののために戦ってきた男。けれど、最近は(古代のような)戦う男、強い男が見失われているような気がしてならない。草食系男子なんていうのがはやっていたりするけれど、そういう呼び方はどうなのかなと思うんです。彼らとは真逆に位置する古代進という男は男からみても憧れる人物ですからね。

「とにかく愛の映画ですよね」と、『宇宙戦艦ヤマト』への深い愛を語ってくれた高見沢俊彦。彼が100%ヤマトに寄った曲作りができたのは、ヤマトへの愛はもちろんヤマトと同じく35年という歴史をTHE ALFEEが持っているからこそ。出会うべくして出会ったと言える『宇宙戦艦ヤマト 復活編』とTHE ALFEE──このコラボレーションがどれほどのものか映画館で見定めてほしい。

取材・文:新谷里映


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「宇宙戦艦ヤマト 復活篇」主題歌「この愛を捧げて」

ジャケットは3種類!
この愛を捧げて
「この愛を捧げて」+「宇宙戦艦ヤマト 2009 with Symphonic Orchestra」
(カバー、劇中歌)
この愛を捧げて
「この愛を捧げて」+「宇宙戦艦ヤマト 2009 Rock Ver.」
(カバー、キャンペーンソング)
この愛を捧げて
「この愛を捧げて」+ 「Shining Run」(2009年大阪国際女子マラソンテーマソング)


THE ALFEE デビュー35周年記念第3弾シングル
劇場版「宇宙戦艦ヤマト 復活篇」主題歌
「宇宙戦艦ヤマト」と「THE ALFEE」 奇跡の35周年コラボレーション!
1974年にTVシリーズ放映がスタートした宇宙戦艦ヤマト、同じく1974年にプロデビューを果たしたTHE ALFEEが35年の時を経て、今ここに巡り合う。
※カップリング曲とジャケットが異なる3種類のリリースです。


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