岡山放送局

2010年1月16日 16時48分更新

自民党の参院選の公募候補断念


ことし夏の参議院選挙の候補者を一般公募で募って選考してきた自民党岡山県連は公募による候補者擁立を断念したことを明らかにしました。

去年8月の衆議院選挙での大敗を受けて自民党岡山県連は、ことし夏の参議院選挙で岡山での議席を獲得するため一般からの公募で候補者を擁立し15日候補者を決める予定でした。

自民党県連では応募があった14人に対して先月から書類選考や面接を行い最終選考に3人が残っていましたが3人全員が14日までに家族の反対などを理由に選考を辞退したということです。

このため県連では15日、候補者を公募で選ぶことを断念したことを明らかにしました。

自民党岡山県連の村田吉隆会長は「公募という広く開かれた形での候補者擁立を目指していたが、このような結果になり残念に思う。選考途中で辞退者が出たことは自民党に対する逆風がひとつの要因にあるのではないか」と話しています。

自民党岡山県連では今後、村田県連会長を中心にことし夏の参議院選挙の候補者の選考を早急に進めるとしています。