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坂東霊場は単純周回コースではなく、札所の順番どおりに巡拝することは不合理となります そこで様々なバリエーションがありますが特に神奈川県内は最も多彩な巡り方があると言えます 江戸古地図の「坂東巡礼独案内」は14番弘明寺から1→2→3→4→7→5→6→8の順に打ち 9番へ行く行程を案内しています 行程のすべてについて巡礼道の存在または巡礼道と推定できる 道があります 4→7→5→6のところは4→5→7→6という行程も考えられます 江戸在住の巡礼者であれば十三番浅草寺起点で14番に行き、以下前述と同様の行程を経ますが、 八番からは一旦江戸(十三番)へ帰り、残りを区切り打ちで回八番から十二番へ行くという方法、 八番から九番へ行く方法もありますが、やはり巡礼道の存在または推定ができます 一番を発願寺とした場合、前述と同様の行程の後、八番から14→13と回るのが合理的にな りますが、八番から14番までについての かなりの部分で巡礼道の存在または推定ができました また、神奈川県内は地形的にも海あり山ありの上、郊外の田園風景から開発で昔の面影を残さ ない都市部まで様々なことを味わえる巡礼コースになります |
2万5千図 鎌倉(北東) 独案内 一番から二番 1里 参考文献:神奈川の古道(阿部 正道) 実地踏査経験:あり 杉本寺の前を通る道は鎌倉と金沢を結ぶ金沢街道です 金沢よりに少し進むと報国寺へ向かう道に右折します この道を進んで報告寺入り口より先まで進むと左へ入る山道があります 「巡礼古道」という指導標があります。 山道は宅地の近くとは思えないほど奥深い静かな雰囲気で、また多くの石仏、石塔などが並んでいます やがて鎌倉逗子ハイランドとして開発された宅地に抜けます 巡礼古道は往時の姿をしのばせ、坂東全行程の中でも貴重なコースといえます |
2万5千図 鎌倉(北東) 独案内 一番から二番 1里 参考文献:神奈川の古道(阿部 正道) 実地踏査経験:あり 巡礼古道の後半部分は昭和40年代の宅地開発(鎌倉ハイランド)で消滅しました 岩殿寺の裏手の入り口に当たる場所には大きな観音様(正教観音)が近在のランドマーク的存在として目をひきますが、この観音様は消滅した古道の諸霊の供養のために建立されたものといいます しかし、現在は、岩殿寺へは裏からは入れないので麓を大きく回りこみ山門から入ります 境内の山林は広く、正教観音のところまでは かなりの山登りになります |
2万5千図 鎌倉(北東) 独案内 二番から三番 半里 参考文献:神奈川の古道(阿部 正道) 旧鎌倉街道探索の旅 下道編(芳賀 善次郎) 実地踏査経験:あり 鎌倉は南面を海 三方を丘陵に囲まれた天然の要害の地として幕府が開かれました 鎌倉への通り道としていわゆる七切通しが知られています そのうち名越切通しは特に往時の姿をとどめており、切岸と呼ばれる軍事的防御の要塞の大掛かりな遺構が残されており歴史上も大変貴重です なお 落石の危険により一部通行禁止 迂回コースとなっているので注意願います (最新の現地確認ができましたら状況をアップします) |
2万5千図 鎌倉(北西) 独案内 三番から四番 半里 参考文献:神奈川の古道(阿部 正道) 旧鎌倉街道探索の旅 下道編(芳賀 善次郎) 実地踏査経験:あり 長谷観音前から南へ行くルートは、江ノ島経由藤沢 北へ行くルートは直に藤沢へ行く |
2万5千図の地図が閲覧できます ルート確認に活用できます |
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このページに掲載するコースの実際の巡拝記録です |
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神奈川県内の東海道各宿場町の情報があります |
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東海道神奈川宿にある文久三年(1863)創業の料亭です 有名な安藤広重の五十三次「神奈川宿台之景」に描かれている旅籠「さくらや」が その前身です 料亭の固いイメージを変えるため「全国地酒メニュー」などユニークな試みをされることが新聞にも紹介されていました |
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かつて東海道鶴見の名物として知られ数十軒の店があったという「米まんじゅう」を昭和五十七年に当店店主が復活されました お店は旧東海道の京急鶴見駅前ガード下の交差点附近にあります |
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ジャーニーラン(走り旅)を楽しむ仲間のページです 体力、脚力だけではなく知力や飲酒力も豊富な方々ばかりです 中でも雲峰さんは走った記録を多くの短歌に残されていて、そうそうたる顔ぶれが多数弟子入りしているご様子 ジャーニーランでは全国の街道・古道が大会や一人旅のフィールドに使われることが多く、資料収集や現地調査も行われているので、リンク先を追っていくと大変参考になります |
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当HPで利用している地図ソフト(AtlasMate5)のメーカーです ただしAtlasMateの販売およびユーザサポート終了のお知らせがありました |
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四番長谷寺の公式ホームページです |
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