日本人現役最年長の３８歳嶋田が再起戦に勝った！

　◆プロボクシング１０回戦　○嶋田雄大（１０回　判定）アレクシス・サリナス●（１５日、後楽園ホール）　日本人現役最年長３８歳５か月のＷＢＡ世界ライト級１５位・嶋田雄大＝ヨネクラ＝が、アレクシス・サリナス（２２）＝メキシコ＝に３―０の判定勝ち。昨年７月のアフリカのナミビアでの世界タイトル戦敗戦後の再起戦を飾った。嶋田の戦績は２４勝１６ＫＯ５敗１分け。

　嶋田は左腕１本でサリナスを退け、プロ３０戦目を勝利で飾った。腫れ上がった右の拳を抱え「３、４回あたりで痛めた。骨が折れてるかも」と表情をゆがめた。昨年７月にＷＢＡ世界ライト級王者パウルス・モーゼス（ナミビア）に挑んだが、０―３の判定負け。それでも「日本人最年長で世界王者になるのは『夢』ではなく『目標』。バリバリやります」と３度目の世界戦を目指す。