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【芸能・社会】

宮崎あおい 大竹しのぶに「キュンキュンしました」

2010年1月15日 紙面から

初共演で親子役を演じて、お互いの印象を語った大竹しのぶ(左)と宮崎あおい=東映京都撮影所で

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 大竹しのぶ(52)と宮崎あおい(24)の演技派女優2人が今秋公開の映画「オカンの嫁入り」で初共演する。東映京都撮影所でこのほど会見した2人は「しっかりしている」、「かわいらしい」と互いの素顔に感じ入った。

 大竹、宮崎演じる母娘2人暮らしの家に母の結婚相手の15歳年下の元板前が転がり込む物語。咲乃月音(さくの・つきね)さんの原作を長編2作目となる新進の呉美保(お・みぽ)監督(32)が脚本化。母の幸せを素直に受け入れられない娘に自由奔放な母、隣人や母の勤務先の医師との交流、人間模様を描いた滋味あふれる作品になる。

 宮崎は大竹の第一印象を「キュンキュンしました」と独特の言葉で表現。「(セットの)縁側がどちらにあるか迷う姿に同性でもドキドキしました。私もかわいらしさのある大人の女性になりたい」。大竹は宮崎を「女優としても女性としてもしっかりしているんだなあと思います」と温かいまなざしを向けた。宮崎は「家族関係が好きだなと思っていたのでお話をいただいた時はうれしかったです」。大竹は原作の咲乃さんから「映像化されることがあれば出ていただければ」との手紙を受け取っていたという。ラストの白無垢(むく)のシーンには「とんでもないです」。花嫁姿に抵抗してみせた。

 舞台は大阪。関西弁の反復練習を受けているが「違いが分からなくて。慣れるしかないですね」と大竹。宮崎は「音を合わせようとすれば感情が入らなくなり難しい」と苦戦しているもようだ。

 大竹は長女IMALU(20)について「子どもが成人しましたし、自立してそれぞれの人生を進むべきだなと思いますね」。自身の恋については「(役のように)頼れる人に出会えるといいなと思います」とはにかんだ笑顔をみせた。

 

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