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【芸能・社会】百恵 全274曲「着うた」スタート 引退から30年 誕生日1・17から2010年1月15日 紙面から スター歌手から引退後も存在感の衰えぬ山口百恵さん(50)の、1973年から80年までに発表した全274曲が「着うたフル」で初めて配信されることが14日、分かった。歌声未配信の“最後の大物アーティスト”といわれていたが、引退30周年と所属したホリプロ創業50周年を記念して、誕生日の1月17日から順次スタートする。80年の「さよならコンサート」の一部映像も配信が決定。“百恵伝説”が今度はネット上を駆け巡る。 274曲はシングル32枚、オリジナルアルバム22枚、ベスト盤アルバム2枚に収録された全曲。事業を手掛けるソニー・ミュージックダイレクトでは「これまでも節目に記念アルバムを出してきたが、正直よく売れる。配信事業はこれまでやりたいと思っていたのが、今回実現した。カラオケで親が歌っていたり、ライブで宇多田ヒカルや桑田佳祐らがカバーして百恵ソングを知っている若い人は多い。これをきっかけにオリジナルに触れてほしい」と話している。 百恵さんのコメントはないが、チーフマネジャーだった小田信吾ホリプロ取締役相談役が面会して事業の説明をした際、「今は配信というものがあるんですね」と話していたという。百恵さんにも印税が入る。 17日の第1回配信は「美・サイレント」「ロックンロール・ウィドウ」など79年〜80年に発表された71曲と、ビデオクリップ「プレイバック part2」(日本武道館さよならコンサート・ライブ、以下同じ)。 24日の第2回は「イミテイション・ゴールド」「いい日 旅立ち」など77年〜78年に発表された80曲とビデオクリップ「いい日 旅立ち」。 31日の第3回は「横須賀ストーリー」「赤い衝撃」など75年〜76年に発表された57曲とビデオクリップ「横須賀ストーリー」。 最後となる2月7日の第4回は「としごろ」「ひと夏の経験」など73年〜74年に発表された66曲とビデオクリップ「ロックンロール・ウィドウ」。なお、待ち歌・メロディコール、パソコンでの配信もある。 ◆12サイトから配信…販売価格は、「着うたフル」と「着うたフルプラス」は税込み420円、「着うた」は同105円。待ちうた・メロディコールは同105円、パソコン配信は同210円、ビデオクリップは同525円。配信は「レコチョク」「ソニー・ミュージック・サウンド」など12サイトで。
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