民主党の山岡国会対策委員長は、小沢幹事長の土地取引を巡る問題などで野党側が求める構えの参考人招致について応じない考えを強調しました。
「意図的な、いたずらな国民生活を妨げるような国会の引き延ばしには応じないつもりでいるし、参考人の要求というものについても全党一致が原則であるので、これは一切応じない」(民主党 山岡 国会対策委員長)
来週18日からの通常国会を前に行われた新人議員研修会で、山岡氏はこのように述べて、野党側が求める構えの小沢幹事長らの参考人招致には応じない考えを強調しました。
「通常国会で出される法案についての全ての説明を受けましたので、それを実行していくこと、それをいち早く成立させていくことに専念していきましょうと、そういったお話のみです」(横粂議員)
「政治とお金という有権者の皆さんが一番気になるところ、関心が深いであろう問題で要職についている人が取り調べの対象になるということでお騒がせしていることは非常に申し訳ないことですし、残念なことだと思ってます」(永江議員)
民主党の143人の新人議員は小沢幹事長の主導の下で当選した議員が多いこともあり、小沢幹事長の辞任論は今のところ出ていません。ただ、新人議員の1人は「報道でこの問題が大きく扱われていて心配している」と述べていて、新人議員の間では不安が広がっています。(15日20:45)