2010年1月15日 18時8分更新
15日朝、JR姫新線の美作土居駅で駅の入り口の扉が開いておらず、始発に乗る乗客が一時、駅に入れないというトラブルがありました。
15日午前6時ごろ、JR姫新線、美作土居駅で駅の正面にある入り口の扉が開いておらず、始発列車に乗ろうとしていた高校生4人が駅に入れませんでした。
高校生たちは駅に止まっていた列車の運転士に外から声をかけ、運転士が駅舎を確認したところ、ふだん扉を開けている駅の係員が来ていませんでした。
高校生たちは鍵がかかっていなかった駅の業務用の入り口から中に入って列車に乗ったということです。
JRによりますと、美作土居駅では防犯対策として夜間は駅の扉を閉めていて、普段は、JRから切符の販売などを委託されている60代の男性係員が午前5時半には駅に来て扉を開けていました。
しかし、15日朝はこの係員が寝過ごしてしまい、扉が開いていなかったということです。
JR西日本岡山支社では「お客様にご迷惑をおかけしてしまい、大変、申し訳なく思っている。今後、係員への指導を徹底していきたい」と話しています。