「K・K・いれぶん」デビューよ 京都発アイドル、着物でダンス
1月15日15時9分配信 京都新聞
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元気いっぱい歌って踊る「K・K・いれぶん」(9日、京都市東山区・円山音楽堂) |
■メンバー名「祇園、木屋町、京極…」
アイドルの発掘、育成が東京に一極集中する中、地元で愛されるアイドルをデビューさせようと、昨年から京都の音楽関係者や地場産業の担い手たちが実行委員会をつくり、準備を進めてきた。シンガー・ソングライターの佐々木清次さん(45)=京都市伏見区=がプロデュースしている。
昨年8月のオーディションで、行政区数に合わせ11人を選んだ。祇園、木屋町、京極、清水、三千院、大覚、渡月、寺町、仁和、先斗、嵐山(らんざん)と名付けた。
印染(しるしぞ)め、錺(かざり)金具、組みひもの職人が、動きやすい着物を考案、帯も締める。地名にちなむ紋をデザインした帯留め風金具も付ける凝りようだ。
■古語入れた恋歌、3月にCD
9日に円山音楽堂(東山区)で無料ライブを行い、持ち歌3曲を披露した。「十六夜(いざよい)」は源氏物語をイメージし、古語を盛り込んだラブソング。「私の彼は戦国武将」は「歴女」ブームに乗ろうと、アップテンポな曲だ。
メンバーの中学3年、先斗(15)=宇治市=は「京都のことを勉強し、11人で盛り上がっていきたい」と話す。中学2年の京極(13)=伏見区=と小学4年の寺町(10)は姉妹で「全国の同世代にも京都の良さを知ってもらえるように頑張りたい」と口をそろえる。プロダクションの入江和彦社長(40)=同区=は「友だち、そして子、孫のような存在に育てたい」と意気込む。
CDデビューに向け、週末に商業施設などで行う無料ライブのスケジュールはすでにいっぱい、という。
最終更新:1月15日15時29分
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