首相や小沢氏の政治資金問題を巡り、15日の閣議後の記者会見で、一層の説明を求める声が出た。
前原誠司国土交通相は「事実かどうか、国民は大変大きな注目をしている。疑惑に政治家自らがしっかり答えることは大変重要」と小沢氏の説明が必要との考えを示した。さらに「国民目線とすれば、公共事業で政治家に多額のお金が渡ること自体、税金のキックバックのような話で許されざること」とも指摘。「事実がないとすれば説明責任を果たすことが大事だ」と強調した。
原口一博総務相は「一般論」と断った上で「検察、司法の行動を政治家は真摯(しんし)に受け止め、疑惑を持たれないようにしなければならない」と語った。
(13:46)