静岡放送局

2010年1月15日 12時51分更新

富士山の日「学校を休みに」


県の条例で「富士山の日」と定められた毎年2月23日について川勝知事は14日、県の教育委員会などと協議のうえ来年から県内の学校を休みとする意向を示しました。

静岡県では、先月の議会で、県民が富士山の自然や文化を後世に引き継ぐために毎年2月23日を「富士山の日」とする条例案を全会一致で可決しました。
これに関連して川勝知事は14日の会見で、「2月23日を、富士山や自然、環境を思い、学ぶ日として県教育委員会と相談したうえで学校を休日にできればいい。
そうなれば、企業にも協力してもらい家族で一緒に休みを過ごせるような日にしたい」と述べ、県教育委員会などと協議のうえ来年から「富士山の日」を県内の学校を休みとする意向を示しました。
県教育委員会によりますと県立の学校については「学則」を改正すれば議会を通さずに休業日として定めることができるということで県教育委員会では川勝知事の意向を受けて今後、検討を進めることにしています。
また、小学校や中学校については各市町の教育委員会の判断で休業日として定められるということです。