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2010年1月14日(木) 19:15 |
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「お猿の国」でボス猿が交代
おサルの世界で政権交代です。 小豆島、土庄町にある銚子渓自然動物園お猿の国で、ニホンザルの群のボスが交代しました。 新たなボスは力づくでボスの座を奪ったもので、力による交代は餌付けされた群れではまれなことだということです。
悠然と横になり大胆にお腹を出して毛づくろいされている新たなボス、8代目「トラ」。 一方、群の一番端で背中を丸めてたたずむ、ボスの座を奪われた「サブ」。 土庄町の銚子渓自然動物園「お猿の国」では、約500匹の猿が餌付けされています。 今回ボスが交代したのは、2つのグループのうちのB軍と呼ばれる約200匹の群です。 B軍のボスは代々「トラ」と呼ばれ、ナンバー2は「サブ」と呼ばれています。 昨年9月、7代目のトラとナンバー2のサブが意中のメスざるをめぐって戦い、サブが勝ったことから8代目のトラが誕生しました。 お猿の国ではこれまでボスの死や病気による世代交代が続き、力づくで奪った交代は初めてということです。 お猿の国のボスの平均在位年数は3年ということです。 今回7代目は2年でボスの座を譲りましたが、8代目は気性が荒くライバルが不在なため、長期政権になるのではと飼育担当者は話しています。
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