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| 加入会見で意気込みを語るスピラノビッチ＝１４日午後、大原サッカー場クラブハウス |
ドイツ１部リーグのニュルンベルクから浦和に移籍したオーストラリア代表の大型ＤＦマシュー・スピラノビッチ（２１）が１４日、大原サッカー場クラブハウスで記者会見し、「素晴らしいチームに来られたことを誇りに思う。試合を楽しみにしている」と意気込みを述べた。浦和では初となるアジア枠での獲得で、背番号は闘莉王（現名古屋）が付けていた「４」に決まった。
スピラノビッチは、９度のリーグ制覇を誇るニュルンベルクに２００６年に加入。身長１９３センチの高さが最大の武器で、オーストラリア代表として国際Ａマッチ４試合、０８年の北京五輪ではＵ―２３（２３歳以下）代表として３試合に出場した。
本人も「力強いプレーや組織的なプレーもしっかりできると思う。身長は自分にとってのアドバンテージで、セットプレーでも最大限生かしたい」と得点力にも期待が懸かる。
柱谷ゼネラルマネージャー（ＧＭ）は「１対１やヘディングにも強く、ビルドアップでも力を発揮してくれると思う」と話していた。
全試合出場を目指す
―どんなプレーを。
「足元の技術はしっかりしている。力強いプレーや組織的なプレーもしっかりできると思う」
―浦和の印象は。
「海外でも知られているチーム。オーストラリアでも認知度は高く、アジア一のチームだと思っている。施設もサポーターも素晴らしい」
―移籍した決め手は。
「有名で歴史的なチームで、オーストラリア代表の選手がいたこともある。レッズに対して、いい印象を持っている」
―浦和での目標は。
「いくつかのゴールを決めたい。全試合出場と優勝を目指して頑張る。今年はワールドカップ（Ｗ杯）イヤーでもあるので、ここでのいいパフォーマンスをＷ杯にもつなげたいと考えている」
―高さは攻撃でも武器になるのか。
「もちろん。身長は自分にとってのアドバンテージで、セットプレーで最大限生かして、相手チームの脅威になってゴールを決めたいと思う」
―フィンケ監督からはどんな話を。
「私自身２年半ドイツでプレーした経験があるので、自分にとってドイツ人の監督はアドバンテージになると思う。監督からも歓迎の言葉をいただいて、今後はいい関係を築き上げてチームのために頑張りたい」
―Ｊリーグの印象は。
「すごく強いリーグとの印象を持っている。国内には日本代表の選手も多く所属している」
―背番号は「４」に決まったが。
「ディフェンダーとして４は好きな番号。前に付けていた選手のことも知っている。彼が在籍期間にもたらしたものに加えて、自分の味も出して頑張っていきたい」
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