岡山放送局

2010年1月14日 18時46分更新

中学校に南極の氷を贈呈


海上自衛隊の南極観測船「しらせ」が持ち帰った南極の氷が岡山県新見市の中学校に贈られ、中学生たちが氷に触れて遠い南極を感じました。

南極の氷が贈られたのは新見市高尾の新見第一中学校で14日は自衛隊岡山地方協力本部の隊員5人が訪れて生徒の代表や先生たちに会いました。
そして自己紹介の後さっそく生徒会の代表3人に南極の氷が贈られました。

これに対し、生徒会会長の小郷崇文さんは「普段見ることの出来ない氷を見て感激しています。大切にしていきます」とお礼の言葉を述べました。
14日贈られた南極の氷はおととし2月に「しらせ」の隊員が採取して日本に持ち帰ったもので、およそ20キロあります。

生徒たちは直接氷にさわったり、においを嗅いだりして「氷を利用して地球温暖化が進行していることを学校全体で確かめていきたい」などと話していました。
また中村公人校長は「理科の時間を利用して見たり触ったり音を聞いたり、また地域の人やPTAの人たちにも公開したい」と話していました。