2010年1月14日 18時46分更新
地震や集中豪雨などの災害を想定して市民に飲み水を供給するための訓練が岡山市で行われました。
岡山市水道局は阪神・淡路大震災の教訓をいかそうと、毎年この時期に、地震や集中豪雨などの災害を想定した給水訓練を行っています。
岡山市中区今在家の旭東浄水場に水道局の職員や水道管の工事業者などおよそ70人が集まり訓練が始まりました。
水道局の職員はまず消火栓にホースをつないで水をくみ上げ、ガラス瓶に入れて汚れがないかチェックしていました。
そして給水車にホースを接続して水を手際よく入れていき、給水場所に向かいました。
給水場所の岡山市東区沼の浮田小学校ではおよそ200人の全校児童が訓練に加わり、児童たちは給水車の担当者が配布用の袋に入れた水を運ぶ作業を手伝いました。岡山市水道局では今後も訓練を重ね、地震などの災害の際に市民に速やかに水を供給したいとしています。