2010年1 月12日 (火曜日)

東京電力さんからの回答は得られませんでしたが…

東京電力さんからのご回答は得られませんでしたが、ニッポン放送担当者さんのお立場を理解できしました。

ソーシャルメディアは、プロセスが重視。マスメディアは完成品がすべて。

この温度差を感じざるをえない結果です。

反対に、今回のことで、劣化ウランに対する認識も6年前に事実誤認があったことも指摘いただきました。劣化ウランを東京電力さんがアメリカに渡しているという事実は確認できておりません。この件に関しては、お詫び申し上げる次第です。

反対に関西電力さんとの問答の情報提供がありました。ご興味のある方はこちらを…

関西電力によるアメリカへの劣化ウランの無償譲渡に関する質問主意書
http://www.shugiin.go.jp/itdb_shitsumon.nsf/html/shitsumon/a151097.htm
関西電力によるアメリカへの劣化ウランの無償譲渡に関する質問に対し、別紙答弁書
http://www.shugiin.go.jp/itdb_shitsumon.nsf/html/shitsumon/b151097.htm

6年前のブログ、しかも匿名でない発言により、経済的に損失を受けるということがあることも理解しました。また、その問題を社会に可視化することによって、それは他のクライアントにまで波及していきます。

しかし、ブログやtwitterというこのカルチャーまでが、広告に依存したフリービジネスモデルのマスメディアに畏縮しなければならない時代はそんなに長く続かないと信じています。

インターネットは、やはり自由で闊達な個人の表現の場でなければならないと思う次第です。

以下、ニッポン放送担当者さんとのやりとりです。


2010年1月12日13:39
KNN神田です。

※※さま、連絡が遅くなりました。
そして、メール拝見いたしました。

ご説明ありがとうございます。

東電さんが、そこまでナーバスになる気持ちもわからないでもないですが、
東電さんがスポンサーであるということが、どういうことかが、
今回のことでよく理解できました。

メディアビジネスですからね。

ただ、本人の記憶にすら残ってもいなかった6年前のブログで言及した事が、
影響をおよぼすのも怖い時代だと考えざるをえません。

それほど、大きな問題を抱えておられることが、今回明るみになりました。
本当はこれらの事こそ、メディアを使って、国民に正しい理解をいただくべきものかと思いますが…。

はい、これを機会に、また、タイミングをみはからっていただければ幸いでございます。


2010年1月11日17:34 ※※ <※※>:
神田様
 
本日の件、誠に申し訳ございませんでした。
真意を確認た結果をご報告申し上げます。
なぜ、東電さんではなくお前なのか、と思われるかもしれませんが
そのことについてもご説明致しますので、最後までご覧になってください。
 
まず最初に申し上げたいのは、東電さんは神田様のブログが「反原発」と考えているわけではありません。
要望として、原子力発電所がかつてないほど微妙な時期であるので、
今の時期は「原発」についての発言のある方は控えたい、ということです。
これはプラスの発言でも、マイナスの発言でも同じです。
番組の中で、あるいは番組に御出演なさったことで興味をお持ちになったリスナーの方が
神田様のブログをご覧になったりするケースも考えられます。
そこに「原発」についての発言があると、なにか裏があるのでは?と考える方がいないとも限りません。
マイナスの意見でもプラスの意見でも同じだと思います。
 
前述しましたように、現在非常にナーバスになっている時期なので
可能性のあるものは控えましょう、という考えになっています。
 
はっきり申し上げられるのは、神田様の意見・見解が今回の御出演をお断りした理由ではないことです。
問題は、今のタイミングです。
私は、もしお許しいただけるのなら、今後神田様に御出演いただければと思っています。
ただ、それにはもう少しタイミングをお待ちいただかなくてはいけません。
 
以上、東電さんの見解を書かせていただきました。
このことから、今回の不始末については東電さんには何ら責任がないことをわかっていただきたいと希望します。
全て私の連絡ミスが原因ですので、東電さんに電話していただくのは私としては申し上げられません。
 
この度はとても不愉快な思いをさせてしまい、申しわけございませんでした。
後ほどお電話で、直接お話をさせていただきたいと思っています。
 
今回、私が神田様にお声掛けしたのは、12月17日の産経新聞の記事を拝見したからです。
とても夢があるお仕事で、「ドリームランナー」という番組タイトルにピッタリだと思いました。
私がもっと細かく神田様のブログをチェックしていれば今回のようなことはなかったと思います。
重ね重ね、申しわけございません。
 
ニッポン放送「中田宏のドリームランナー」担当 ※※
mail ※※
携帯:※※


本日出演!「ホリエモンの満漢全席」ニコニコ生放送 2010年01月12日(火)23:00

ホリエモンの満漢全席

本日、
2010年01月12日(火)夜23:00より、
ニコニコ生放送の「ホリエモンの満漢全席」に生出演いたします!
http://live.nicovideo.jp/gate/lv9207574

ホリエモンの満漢全席

「今回は、堀江さんとLDH社との和解について、そして、堀江さんが支払った総額200億円超の資産について」がテーマにして、いろいろなことをトークします。

昨日の、ニッポン放送の6年前のブログの件も、逆にコメントしてもらおう。

ひろゆきくんも出演する。

和解の記事はこちら…

旧ライブドア、堀江氏と約208億円で和解
http://news.livedoor.com/article/detail/4522092/

堀江さんが支払うこととなる208億円だが、一般人にはあまりピンとこないので、マーケットサイズで比較するといかに大きな金額かがわかる。
これだけの金額を個人が負担するのだから、すごい!


日本のヨーグルト市場 200億円
http://sankei.jp.msn.com/economy/business/090608/biz0906081839013-n1.htm

男性化粧品市場 200億円
http://www.sankei-kansai.com/2009/09/09/20090909-014409.php

日本のゴスロリ市場 200億円 100万人一人2万円市場
http://research.ascii.jp/elem/000/000/023/23052/

イオングループの、9—11月期の営業利益が205億円
http://www.asahi.com/business/news/reuters/RTR201001070072.html

シャープの液晶テレビ赤字200億円 2008年10—12月期
http://it.nikkei.co.jp/business/news/index.aspx?n=MMIT1b000006022009

本日、23時より生放送!

未来のリトル閻魔様にヨロシク - 雑種路線でいこう

ライターとして仕事をしつつブログも綴る中で切実に感じるのだが優秀な編集者ほど得難いものはない。ブログの調子で書き飛ばしていると、事実確認の抜け漏れや誤解を招く表現って少なからずある。いろいろ指摘してもらいながらウラを取って危なっかしい記述は消したりボカしたり。新聞社系の出版社やら新聞記者上がりの編集者は割と緻密にやる。いい編集者を育てるには、いい記者を育てる以上に時間や手間暇がかかるのではないか。その辺もともとのマスコミソーシャルメディアとの決定的な違いではある。

ところで先方も神田さんの素性調査のために過去ブログ全て読み通すほど暇じゃなかろうし、きっと「人名ANDキーワード」で検索して引っかかったのだろうし、ケチをつけたのがスポンサー担当者代理店番組スタッフかは分からない。だから、この時点でスポンサーを責めるのは戦術的に疑問を感じるところだが、身体検査を出演依頼の前にやっていれば問題は起こらなかっただろうし、後から断るにせよもうちょっと気の利いた断り方があるだろうし、彼は別に原子力について強硬に反対している訳でもないのだから穏便に出演いただく手もあったのではないか。

しかし昔は図書館まで行って相当の労力を割かねば確認できなかった執筆報道の履歴が、いまやブログであれWeb媒体で発表した記事であれメーリングリストへの過去の投稿であれ匿名掲示板での風評であれ、手元で

via d.hatena.ne.jp

こういう視点で今回のことを示唆してくれる人がいることそのものがありがたいと思う。

小林恭子の英国メディア・ウオッチ「ツイッターで気づいたこと」


 神田敏晶さんという方が、いろいろツイッター論を展開している。以下はその一部。

コミュニティは住民の連帯意識、twは、それぞれが自立の一戸建てかな。だからアソシエイト(ゆるやかな仲間意識)と表現しました。当然、2010年はtwはコミュニティだと考えている人の反発があります。コミュニティはモノフォニック(単声的)ですが、twはポリフォニック(多声的)な世界観。

http://twitter.com/knnkanda/status/7216207194

さらに言及すると、twitterはデカルトの「我思う、ゆえに我あり」を誰もが、感覚的に感じ取ることができる。デカルトの方法序説を実現している。自己の覚醒こそが、実はtwitter革命 #twrevo http://j.mp/4DmkcA

http://twitter.com/knnkanda/status/7216505335

Googleはバイキング形式のバフェスタイル(セルフサービス),twitterは、回転寿司である。目の前の瞬間から選び取る感覚。取りこぼしたものもRT寿司として再度回ってくる。

http://twitter.com/knnkanda/status/7216862589

twitterは単なる情報受発信ツールではなく、人類の行動そのものを数秒遅れで共有できる情報プラットフォーム。 #twrevo

http://twitter.com/knnkanda/status/7217140805

via ukmedia.exblog.jp

ありがとうございます!

自分のツイートを、ブログで見つけてリブログさせていただきました! 

2010年1 月11日 (月曜日)

6年も前のブログでニッポン放送?東京電力?からドタキャンをくらう話。

6年も前のブログでニッポン放送?東京電力?からドタキャンをくらう話。

本日、2010年01月11日(月)は、ニッポン放送さんの「中田宏のDREAM RUNNER」の収録出演の日…だった。

だった。というのは、結果としてドタキャンをくらったからである。

朝から、同じ電話番号から着信履歴があり、コールバックしてみた。

ニッポン放送の「DREAM RUNNER」の制作担当さんだった。

15:00の収録にあわせるために、お風呂にはいって、身支度してからスタジオに出かけようとしていたので、

「本日はお世話になります…」と言いかけたら、

「神田さんの記事が原因だったんです」と突然言われた…なんの意味か、さっぱり意味がわからなかった。

「2004年のブログの…」 さらに、ますます意味がわからない。

「昨年電話で、東京電力でスポンサーチェックの話をさせていただいたんですが…」

これも意味がわからない。

「はぁ?」と思い、落ち着いて内容を確認してみると、昨年暮れに電話で番組出演キャンセルの話をいただいていたようである。

「電話でですか?」 とボクは聞いた。 そんな話をした記憶がまったくない…。忘年会シーズンで記憶がとんでいたのか?

「いえ、留守番電話です。留守電にキャンセルのことを録音させていただいていました」 

「留守番電話でキャンセルですか?」


これは完全にボクが悪いのだが、あまり留守番電話機能を活用できていない。海外にいることもあるので、留守電は実はあまりあてにしてもらっては困る。

つまり、昨年内に、スポンサーである東京電力さんからのキャンセル要請で、留守番電話でのみ出演取り消しのメッセージが残されていたらしい…。

それならば、スポンサーからのチェックをいただいてから、出演オファーくれればよいものを…。

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制作担当さんから今回の出演依頼のメールをいただいたのが、

2009年12月24日(木)14:55 


すぐに、快諾させていただき、スケジュールに、2010年01月11日(月)15:00をブッキングした。


そして年があけて、昨日、2010年01月10日(日)に、明日の収録の場所や内容の確認事項をということで、昨年のメールを読み返してみた。

すると「質問項目」という添付ファイルがあり、子供の頃の夢などを記入していただき、年内に送り返してほしいとあった…。

あらら、すっかり忘れていた。ごめんなさい…と思い、

前日になってしまったが、「台本決定していると思いますが、参考までに」と思い、質問票を送り返した。

神田敏晶さんへの質問 http://j.mp/51KSIM

中田宏 元横浜市長と夢のある話ができるはずであった…。

------------------------------------------------------------------------

そのメールを本日、担当さんが見て、焦って朝になってから音声電話をいただいたということだ(この時には留守電話はなし)。

その履歴を見て、ボクが携帯に電話をしたのが本日のいきさつだ。

今からニッポン放送へ出かけようとしたことと、せっかくの休みで、他との約束やイベントも、この日を避けてきたこともあわせて、

「どうして、メールで出演オファーいただいたのに、メールでも出演キャンセルの旨、お伝えいただけなかったのでしょうか?」とボクが聞く。 さらに、昨日は、http://twitter.com/knnkanda でも「中田宏のDREAM RUNNER」を大々的に収録宣伝してしまったこともあるし…

どうして、メールをいただけなかったのか?の問いに対して、

「以後、気をつけます」と担当者は答える。

少し、カチンと来て、「以後、気をつけますではなくて!」と語尾を強めたら…。

「交通費程度ならお支払いできますが」と、きっぱりと答えられた。

この瞬間、体の中の毛細血管が一気に膨張していくのを感じた。

しかし、次の瞬間は、気がぬけてしまい「はぁ?」としかいえなかった。


「上司に判断してみないとわかりませんが、私の判断ではここまでなんです」と言われた。

ますます、へなへなになってしまう。


交通費ではなく、コミュニケーションなんですよ。断ったつもりと、断られたおぼえのないつもりの差は大きい。

近年、マスメディアの担当者さんでさえも、日常の交渉がやりづらくなってきた。

講演を依頼されて、有料イベントなのにこちらには、ノーギャラのボランティアみたいな話も平気で、ご相談がやってくる。頭の中の見てみたい気分だ。基本的にボクはボランティアはしない。

ブログの記事がどうたらこうたら…、交通費程度…、昨年、留守電でキャンセル… 頭にまわりはじめて、

結局、「東京電力の方からご説明いただけませんか?」として電話を切った…。

なんとも、呆然とするやりとりだった。


この時点であれば、問題は双方が悪いだけだ…。ボクの方にも非がある。

しかし、本日午前中に、メールを確認すると下記の文章が届いていた。

-----------------------------------------------------------------------------

2010年1月11日9:40
件名神田様 本日の収録につきまして

神田様
 
お世話になっています。
本日の収録についてですが、
スポンサーの東京電力さんから、過去の発言のチェックが入りまして
今回のゲストは見合わせてほしいという要望がありました。
 
問題となったのは下記のものです。
 
何度かお電話をいたしまして、留守電に入れさせていただきました。
また、IPホンにもかけさせていただきましたが、こちらは違う人にかかってしまいます。
神田さんと直接お話ができるまで、がんばるべきでした。
 
今回は不愉快な思いをさせてしまい、まことに申し訳ございません。
 
ニッポン放送「中田宏のドリームランナー」担当 略
mail:
携帯:


-----------------------------------------------------------------------------

 
問題となったのは下記のものです。

の記事を再度、読み返してみた…。

東京電力さんがなぜ問題となったのか?

しかも、6年も前のたかが個人ブログである!

「神田敏晶 原子力」で検索しない限り、このエントリーは、発掘できないだろう。

おそらく、

「日本の原子力発電などに利用された劣化ウランが米国に販売もしくは、廃棄物利用のために利用されているというのもある意味、「派兵」以上の大きな責任があるのかもしれない。」

が問題となったのだろうか?

これって、東京電力さんが劣化ウラン販売の事実を認めたという事なのだろうか? 

ボクは、みなさんが知っているとおり、原子力反対派でも賛成派でもない。ただ、イラクに行く際に人から忠告をうけただけの話だ。まちがっているのならば、訂正いただきたいだけだ。

6年前のたったの「82文字」が原因で、東京電力さんの仕事はキャンセルされてしまうのだろうか?

いや、このブログを書くことによって、一生、東京電力さんとの仕事はできなくなってしまうのだろうか?

東京電力さんがキャンセルするのなら、ボクも東京電力さんをキャンセルしたい!
しかし、関西電力や中部電力にスイッチ!できないではないか…。

選択肢がないボクにとっては、東京電力に毎月毎月、生涯にわたってどれだけの料金を支払っているのか、月額2万円としても、20年で480万円も支払っている顧客の一人だ。40年だと960万円だ。 ナンバーポータビリティもなければ、競争にもさらされていない…しかも料金の確認方法ですらこちらで検証できない。すべていいなりである。

原子力に対する正しい理解を勧めるためのマスメディアを活用した広報番組の背景で、これは、公共的な立場にある機関が、情報公開と自由闊達なサービスに対する過去の言論を弾圧していることにならないだろうか?

電力のない暮らしは考えられない…。

ネガティブな意見こそ吸い上げて改善していくということのほうが本当の公共サービスのありかたである。誤解があれば、それを修正すべきだろう。ボクは原子力のベネフィットをもっと安全に運用するためのヴィジョンを語るべきだと思う。

「坂本龍馬伝」のように、理解できるまで、相手を説得する立場ではないだろうか?

それどころか、こんなブログのエントリを書くことによって、従来のマスメディアからはクライアント保護の立場から、ボクを使ってもらえなくなることも覚悟しなければならない。

しかし、都合の悪い事を一切、排除してしまった報道、番組制作に、マスメディアとしての存在意味はない。

民放もスポンサーありきはわかるが、言論の排除勧告の上に成り立つ番組の前に、公共の電波を寡占利用している立場もふまえてほしい。

幸い、ボクには失うものなど何もない。そして、ジャーナリストである。常に、自分の信じる真実を公表していきたい。

都合の悪い情報は、広告主の立場でマスメディアから完全シャットアウトできても、その反作用はソーシャルメディアでは、確実に増長される。

それが、ソーシャルメディア時代の民主主義の正しいありかただと思う。

そして、東京電力さんからの連絡を乞いたい。


















2010年1 月 8日 (金曜日)

同志社大学理工学部講演会「ソーシャルメディア論」20100108

本日の講演資料です。

こちらからダウンロードいただけます!

<追記:>同志社大学の皆さん、そして下原先生ありがとうございました!学生たちの未来が少しでも明るくなりますように!

20100108doshisyaをダウンロード

asahi.com(朝日新聞社):「私はつぶやかない」 自民・谷垣氏、反ツイッター宣言 - 政治

自民党の谷垣禎一総裁は7日の記者会見で、鳩山由紀夫首相がウェブサービスの「ツイッター」を始めたことを「つぶやきは好きな方にしていただければ足ること」と皮肉り、自らは「つぶやかない」と宣言した。

 谷垣氏は、「自分の性格としてつぶやきを言うのはあまり好きではない。ものを言う時は論旨明快に言いたい」と述べた。「ブログはやらないのか」と問われると、「時間的ゆとりがなく、具体的に考えていない」と答えた。

 自民党では、党総裁選で谷垣氏に挑んだ河野太郎衆院議員や山本一太参院議員のブログが知られているが、谷垣氏はこれも「(河野氏のようなことを)ツイッターに載せようとは思っていない」とばっさり。ちなみに、河野氏もブログで「僕はツイッターをやるつもりはない」と語っている。(冨名腰隆)

via www.asahi.com

ここにも、また一人、「twitter=つぶやき」で勘違いしている人がいた。

さらに、「自分の性格としてつぶやきを言うのはあまり好きではない。ものを言う時は論旨明快に言いたい」

それと、twitterとはまったく関係のない話。

そろそろ、デジタルガレージさんから、「twitterはもうすでに、つぶやきでは終わりません」的な公式宣言が欲しいところ。

まちがった語感の印象だけで、語られるシーンが日ごと増えてきています。

また、「時間的ゆとりがなく、具体的に考えていない」というのも、これからのソーシャルメディアを活用した時代のコミュニケーションの理解がまったくなされていない。

リアルな時間をさらに有意義にするためにも、時間的なゆとりがない人ほど、「一対n」、 さらに、「一対n対n」メディアの可能性をぜひ体験してほしい。

新年会の挨拶に奔走される議員の皆様、その時間は「政治活動」ですか?
「生命維持活動」ですか?

政治家の方が少しでも、政治に時間をさけるようにするためにも、握手と笑顔と名刺に、ソーシャルメディアをちょっと追加するのは、まったく時間のかかることではないとボクは思うのですが…。

そのうち、ソーシャルメディアでコミュニケーションできない政治家は、存在していないと同等の時代になりますよ。


2010年1 月 7日 (木曜日)

本日のメジロちゃん 

窓に激突してお亡くなりになったメジロちゃんの代わりかもしれませんが、ベランダでオレンジをつるしておくと、2羽くらいのメジロが交代に、食べにくるようになりました。

餌付けに成功かな?

写真はまだまだ部屋の中から、ズーム撮影しか無理だけど、そのうち、手乗りメジロとかになればいいんですが。

いい声でツイートしてくれます。 メジロがきたら、勝手にツイートできるようなデバイスをとりつけてみたくなります。

2010年1 月 6日 (水曜日)

asahi.com(朝日新聞社):「ツイッター、総理はやっちゃだめ」自民・加藤氏が苦言 - 政治

 「総理はツイッターをやるべきではない。そんな暇があったら普天間をどうするか、じっと悩んで考えて欲しい。日本中でツイッターを一番やっちゃいけないのが総理だ」

 鳩山由紀夫首相が年始から始めたツイッターについて、自民党の加藤紘一元幹事長が5日、記者団に苦言を呈した。ツイッターは140字以内の「つぶやき」を不特定多数向けに投稿できる無料ウェブサービス。加藤氏も利用を考えたが、「我々は国をどうするか深く考える立場。ツイッターは深く考えたら面白くない」と断念したという。

via www.asahi.com

「twitter=暇な人的」な、ステレオタイプで信じている人の図式のイメージが見え隠れしているニュースだ。

ぜひ、多忙な人が、なぜ今、twitterを活用しはじめているのかという点に注目すべきだろう。

それはアウトプット要素だけではなく、インプットの要素があるからだ。

加藤さんは、ぶら下がり記者の、「首相のtwitterのつぶやきどう思いますか?」のついつい応じてしまった発言だと想像できるが、twitter=つぶやき程度の理解ということが露呈してしまった。

昨年から何度も繰り返しているが、「twitter=つぶやき」 ではない。
「twitter=140文字ミニブログ」でもない。

ここの理解がとても重要!

twitterは、インターネットの本質的なものを、より簡単に、そしてより素早く進化させたものと理解していただきたい。

ただし、まだまだ非常に原始的なレベルである。

だから、こそ本質的な部分を、表層の「140文字のつぶやきツールでミニブログ」を鵜呑みにしてはいけない。

だからこそ、twitter をやらない理由に「そんな暇はない」というまわりの人をよく見かける。

たしかに、忙しい人の中には、自分のつぶやきをパブリックにするメリットはまったく見えない人が多い。

しかし、twitterの前のe-mailやメルマガやウェブ、ブログはどうだっただろうか?

いつの時代にもメールをやっている暇はないとか、ウェブを見ている暇はない、もっと前は電話している暇もない…と言っていた人がいた。

忙しいというのは、単に情報選択の優先順位に気づいていないだけかもしれないと疑ってみてもよいだろう。

忙しいと書いて、「心を亡くす」 。
chillout!

twitter上でこのコメントに対して、「忙しくて仕事をする暇もない」というコメントも戻ってきた(笑)うまい。そんな人ってよくいたりする…。

今年の夏、忙しくてtwitterなんて…という人が、すべてのニュースの情報ソースをtwitterで知るという時代になるとなんて言い訳をするのだろうか?

冬期オリンピックのマスでは伝えられないネタ話…南アフリカワールドカップの現地からのサポーターからの情報…参議院選挙での地元の候補者の動向…。

2010年 すべての情報はtwitterを経由するといっても過言ではない。

他人にURLを広報する時に、最も早いツールがtwitterになった場合に、その人たちは、なんというのか?

twitterは「21世紀のFAX」なのだ。
20世紀にFAXが登場して、ビジネスはどれだけ変わっただろうか?

今は無用の長物化しつつあるが、この何十年、FAXはビジネスに最も必要なツールであった。

忙しい人ほど、FAXだったことはガッテンいただけると思う。

twitterがFAX以上のパフォーマンスを出した時に、「そんな暇があったら?」とはたして発言するだろうか?

twitterをやる暇がないと思っている人にこそ、twitterを勧める理由。

それはニュースの速報性だ。

まず、ニュースサイトをよく読んでいる人をフォローすれば、自分にとって必要なニュースはその人経由で知る事もできる。
その分、自分はニュースサイトを読み漁る時間がなくてすむ。

では、どんな人をフォローすれば良いのか?

それは自分の知りたい事を得るために、まず、自分が人に教えられることから始めるのが一番早い。どこかで誰かが、興味を持つ人が現れる。

自分のための情報でもいい。自分の為のメモをツイートする。それが、いつしか人の為になる。役にたった人が、より有益な情報を広める「ご恩返し=RT」してくれるようになる。

成功したFacebook、Twitterマーケティング手法 | エキサイト ウェブアド タイムス

TwitterでのB2Cでは、「PRの問題をリアルタイムでモニター」「ネガティブな意見の人にアプローチ」「クリックを増やすために挑発することを書く」などが上位に挙がっている。

via www.excite.co.jp

もっと他にあるでしょう…

B2Cとしては、いままで企業にはなかったポジションをtwitterで得ることができます。

顧客と企業の中間のポジション。

それは従来であれば、カスタマーサポートのポジション。しかし、従来のカスタマーサポートは、クレーム対応。しかもマンツーマン対応。ネガティブな問題に常にむきあわなくてはなりません。

それが,twitterでは、顧客からの潜在的な情報をリアルタイムに得られると同時に、パブリックな場でサポートも提供することができる。

ユーザー代表がサポート役をかってでてくることもあります。

それらに対して、企業の姿勢を見せることができると、販売促進や営業面にも影響してきます。

反対に企業の姿勢が明確に可視化されます。企業の中の個人の人格が企業格にまで反映される怖さもあります。

それは今までもあったはずです。すべては、個別対応で終わっていただけのこと。

twitterはそれが、パブリックに公開されただけのこと。なにひとつ問題のない企業なんてありません。

その問題に対してフタをして隠すか、改善にのぞもうとするかのどちらかです。

後者の企業にとって、twitterは最前線のコミュニケーションツールとなることでしょう。
前者の企業は、twitterは絶対にやらないほうがよろしいかと…。

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