●鈴村さんはライブツアーと新曲につながる勢いにのったステージ
3組目は全曲作詞を手がけた1stアルバム『Becoming』を今秋リリースした鈴村さん。聴き手の感性・感覚に委ねる詞が多い鈴村さんらしくテーマは「Born to be sensation」。自分らしい曲と言う「The whole world」など、爽快感あふれるサウンドにのって歌った。1月10日から初のライブツアー、1月27日に新曲「and Becoming」発売と、アルバムタイトルのように何かに成る瞬間の息吹を感じるステージに2010年も止まることのない勢いを感じさせた。
●平川さんは自然体の笑顔でさわやかに歌う
4組目の「Born to be Natural」の言葉がぴったりハマる平川さん。2009年を挑戦の年と位置づけ、そのラストとなる今回のステージ。「初舞台と同じくらい緊張してます」と言いながらも気負いを感じられない自然体で、ファーストミニアルバム「ヒカリノトビラ」からミディアム調の2曲をセレクト。「盛り上がりましょうと言いながら静かな曲なんですけど」と言う平川さんだったがアップテンポの「ゼロの起点」で走り回り、笑顔を爆発させていた。
●岩田さんは元気なメッセージソングで勇気を注入!
5組目は『おれパラ』メンバーの精神的支柱ともいえる岩田さん。「Born to be basic」は少年らしさを失わない岩田さんらしい。セカンドアルバム『グライダー』からのパンキッシュで元気なナンバー「旅人達にささぐ歌」は会場を更に活気付ける。その楽曲とパフォーマンスはいつも逆風の時代に立ち向かう勇気を与えてくれる。「かわいいオシリ」ではバンドメンバーとオシリを振るおちゃめさに「かわいい!」の声も。永遠のやんちゃ坊主は歌い、踊り、叫び続ける。
●小野さんは花を連想させる曲達を歌い「超気持ちいい!」と絶叫
トリを飾るのは小野さん。シングル「キンモクセイ」の2曲を立て続けに歌った後、「待ち時間が多いと追い詰められますね」と言いながら、合い言葉になったあいさつ「もす。」の改良版「相撲っす。」を会場と交わして満足そう。「Born to be a flower」は小野さんの曲に花という言葉やテーマにした曲が多いことから。セカンドアルバム『風花』からも「カーネーションのイメージ」というバラード曲「ありがとう」を歌い、「春空」では弾けて「超気持ちいい!」と絶叫した。
集計期間 : 10/01/05~10/01/11