2008年12月、“史上最強の宴”を掲げて岩田光央さん、小野大輔さん、鈴村健一さん、森久保祥太郎さんによるワンナイトオンリーのライブイベント『Original Entertainment Paradise』、略して『おれパラ』が走り出した。そして2009年12月27日、会場を東京・両国国技館に移して行われた。
今回は『おれパラ』四天王に加えて、アニメプロジェクト『グラール騎士団』から飛び出した梶裕貴さん、阿部敦さん、寺島拓篤さん、堀江一眞さんのユニット、G.Addictと、平川大輔さんがゲストで参加。2009年にCDをリリースしたホットな面々が昨年同様に“Born to be~”をテーマにパフォーマンスを展開。2000年代を締めくくるにふさわしい、豪華な競演になった。
●森久保さんはヘビーロックでスタートのゴングを打ち鳴らす
森久保さんから小野さん、鈴村さん、岩田さん、ゲストのG.Addict&平川さんが1人づつ登場して歌うラップ調の『おれパラップ』に続き、各アーティストのライブパフォーマンスに。昼公演1組目は12月23日に8年ぶりのアルバム『叫~kyo~』をリリースしたばかりの森久保さん。「Born to be simple」をテーマに、音楽の師匠と仰ぐプロデューサーの井上一徳さんと共にギターを持って登場。ウイッグをつけ、グリーンのギターを激しくかき鳴らしながら歌うのは超ド級のヘビーロックの連打。「Catharsis-Dinner」ではトラメガを手にしてノイズボイスを発し、ロックバラード「My Destination」でもしっかり聴かせる。2年連続のトップバッターの大役を見事に果たした。
●G.Addictの本格的始動と『グラール騎士団』の展開に期待!
2組目は梶さん、阿部さん、寺島さん、堀江さんのG.Addict。せつなくもドライブ感あふれるデビュー曲「signal」を華麗なダンスとステップで魅せる。また「grindingdays」はこのライブが初披露だが、この曲もカッコ良く、ボーカルが目まぐるしく入れ替わる難しい曲。G.Addictのポテンシャルの高さと可能性を感じられる1曲だ。「Born to be Addictive」の言葉通り、『グラール騎士団』の本格的始動を印象付け、ファンをつなげる架け橋が見えた。
集計期間 : 10/01/05~10/01/11