2010年01月14日
伊方発電所3号機の耐震安全性について原子力・安全保安院が妥当と発表したことを受け、市民団体が四国電力に対してプルサーマル中止を求める申し入れを行いました。
きょうはプルサーマルに反対する市民団体の代表ら9人が四国電力松山支店を訪れ、申し入れ書を提出しました。申し入れ書ではプルサーマルの原子炉コントロールの難しさなどを指摘したうえで、伊方発電所の目前にある活断層について、マグニチュード8かそれ以上の地震を想定した耐震安全性の検証を行うなど5つの内容を求めています。これに対して、四国電力の愛媛原子力総合対策室の山本由副室長は「国の耐震指針に基づいて自社および他の機関で調査や評価を行ったもので、国の判断と同様に安全だと認識している」と述べ、プルサーマル実施の理解を求めました。市民団体は今後、原子力保安院に対してもプルサーマル中止を求める方針です。
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