民主党の小沢一郎幹事長の資金管理団体「陸山会」の土地購入問題で、東京地検特捜部の任意の事情聴取に対し、土地購入前などに小沢氏側に資金提供したことを認めている中堅ゼネコンの元幹部が「鹿島の指示だった」と供述していることが13日、関係者の話で分かった。鹿島側は関与を否定しており、特捜部は供述の信用性を判断するのに必要な資料を入手するため、鹿島本社などを家宅捜索の対象に加えたとみられる。
鹿島は2004年10月、国が建設を進める胆沢ダム(岩手県奥州市)の本体工事を落札。中堅ゼネコンはその下請けに入っている。(07:00)