今こそ党利党略との決別を! 〜各党は緊急事態と認識すべき〜 アメリカのサブプライムローン問題に端を発した金融不安や円高の影響で、日本経済はかつてないほどの厳しい状況にあります。今こそセイフティーネットが機能しなければならない時であり、それが充分に機能していない現状を見れば、更なる緊急対策が必要な事は明らかです。残念ながら、政治が全く信用を失っている現在、総理大臣が「覚悟」や「決意」といった精神的メッセージをいくら発しても不安を安心に変えることは出来ず、その政治不信は、実効的政策でさえも景気マインドに対する効果を限定的にしてしまっています。今、政治がなすべきことは、実効性ある政策を大至急実施する事のほかに、この緊急事態に対し、党利党略を排して超党派で事に臨む姿勢を示す事ではないでしょうか。 「野党が提出した法案だから反対」は理由にならない ところが、「派遣切り」や「内定取り消し」が深刻な問題となっているなか、民主党が中心となって国会に提出した「雇用関連4法案」に対し、様々な理由をつけて与党が抵抗。衆議院で否決される見通しです。与党幹部や閣僚が述べるその理由は、「内容に問題がある」「来年の第2次補正予算が成立すれば実施できるから」「政府が既に取り組んでいる」といったもの。並べてみると支離滅裂な事が良く判ります。内容に問題があると言っておきながら、既に実施しているとはいかがなものでしょうか。来年やればよいというのは危機感の欠如であり、既にやっていると言うならば、実効性が上がっていないからこその法的措置を拒否する理由はないはずです。これらの反対理由はおよそ取って付けた物であり、従来の「野党が提出した法案だから与党として賛成できない」という永田町の論理がまたしても働いてしまっているとしか考えられません。 これは逆に言えば民主党に対しても言えることであり、「政権交代前夜」だと言って政局を優先する事は許されず、「国民の生活が第一」のことばに違わぬ行動を取らなければなりません。麻生内閣提出の第1次補正予算に賛成したのはその為であり、第2次補正予算案の提出を急ぐよう求めているのも同様の考えに基づくものです。ただし、永田町の中で仕事をしていると、永田町の論理が一般社会でも通用してしまうような「錯覚」に陥る事はよくあります。民主党までもがそうなってしまっては、まさに国民生活とかけ離れた国民不在の政治になってしまいます。現場では細心の注意を払ってはいますが、もし民主党の対応も永田町の論理に流されているように見えたときには、是非、軌道修正のために厳しいご注意をいただきますようお願いいたします。 焼津市長選挙 清水ひろし氏(民主推薦)初当選 旧大井川町と合併した新焼津市の市長を決める選挙が12月21日に行われ、民主党推薦の清水ひろし氏が初当選しました。清水氏は市民本位の市政実現を目指し、「市民のために焼津を変える」と訴え、戸本市政の継承を訴えた八木けんじ候補(自民推薦)に1,300票余りの僅差で競い勝ちました。 市民に最も身近な地方行政のトップである市長の姿勢がこれまで以上に厳しく問われる昨今、フットワークとリーダーシップが持ち味の清水ひろし新市長には、私も強く期待をします。近隣の市長とも充分な連携が期待できますので、焼津市のみならず志太榛原全体のこれからをも大きく変えていくチャンスと捉え、多くの市民の皆さんもこれからの市政に関心を寄せ、まちづくりにご参加頂きますようお願いいたします。 |
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内 容 | ニックネーム/日時 |
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初めまして |
藪 2009/01/02 21:14 |
元NHKの人の無類な韓国好きには閉口してしまいますし |
くま3 2009/01/07 13:56 |
>藪さん |
津川祥吾 2009/01/08 12:23 |
>くま3さん |
津川祥吾 2009/01/08 13:00 |
(づづき) |
津川祥吾 2009/01/08 13:00 |
え。法案提出されれば賛成するのですか? |
島田市民I 2010/01/14 08:58 |
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