2010年 1月 13日
砲丸直撃事故で教諭ら書類送検
去年9月、笠岡市の高校で生徒の投げた砲丸が別の生徒の頭に当たった事故で、安全対策を怠ったとして教諭ら3人が業務上過失傷害の疑いで書類送検されました。書類送検されたのは、笠岡工業高校保健体育科の51歳の男性教諭ら3人です。この事故は去年9月、体育の授業中、17歳の男子生徒が投げた重さ4キロの砲丸が、約8メートル離れた別の男子生徒の頭を直撃したものです。この男子生徒は頭の骨を折る重傷を負いました。警察では、十分な安全対策や監督を怠ったのが事故の原因として13日、3人を書類送検しました。また、安全を十分に確認しなかったとして、砲丸を投げた男子生徒も過失傷害の疑いで岡山家庭裁判所に書類送致されました。

観光客を呼び戻せ!ランチキャンペーン
地元の特産品を使ったお得なランチを提供するキャンペーンが13日から倉敷市で始まりました。チボリ公園閉園から1年、集客の起爆剤として期待されています。キャンペーンは、観光需要が冷え込むこの時期に、毎年行われていて、13日はメニューの発表会が開かれました。メニューは、倉敷市内44のホテルや郷土料理店が地元の特産品を使って考案したもので、1500円では味わえない特別メニューです。倉敷市では、チボリ公園の閉園に伴って今年度の観光客数は、昨年度の約670万人より減少すると見ていて地域の持つ魅力をPRするイベントを継続して行うことで、観光客を誘致したい考えです。集客の起爆剤となるのか。このキャンペーンは今年3月末まで行われ、今年からは夕食でもお得なサービスを受けられるキャンペーンも始めたということです。

新たな観光資源へ 酒蔵ツアー
備中杜氏で知られる酒造りの文化を新たな観光資源として売り出そうと酒蔵をめぐるツアーが行われました。ツアーでは岡山県内から32人が参加し、備中地域の2ヵ所の酒蔵を巡りました。このうち浅口市の嘉美心酒造ではこれから本格的に始まる仕込みに向けて酒米を蒸す様子など日本酒を作る過程を見学しました。そしてツアーの醍醐味、試飲では酒蔵タンクから直接くんだ日本酒などツアーならではの貴重な味を堪能していました。このツアーは備中地域の産学官で作る観光振興協議会が企画したもので、地域が誇る酒造りの文化を新たな観光資源として売り出そうと期待を寄せています。