アクセスカウンタ

プロフィール

ブログ名
パチンコ・スロット原作愛について語るブログ
ブログ紹介
パチンコ・スロット関連で最近多い70年代80年代の

アニメ関連物のスペック紹介ではなく

声優や原作のことについて書いていければと思います
help リーダーに追加 RSS

ルパンを蝕む、カリオストロと言う名の病

2010/01/13 05:27
平和のパチンコ
「ルパン三世」

確かに頑張ってるとは思う
が以前にも書いたが、ルパン愛に満ちてるか?
と言われれば「否!!」である

開発陣は完全に自己満足で酔っ払ってて
パンフのインタビューや某掲示板にも
凄い物が出来た!と自信満々で書いてますが

PV見てもわかるように
歌&BGM等、新ルパン(赤ジャケ)への拘りは凄く感じるが
そこからが中途半端!
画像


ついに「炎の宝物」起用だの
本編アニメに「カリオストロ」のオマージュシーンがあったりと
「カリ城」を本編に取り込むことで、凄くなったと勘違いしてる

と言うか、この開発陣は”自称ルパンを愛してる”そうだが

「カリオストロの城」の制作意図や存在意義をまるで理解してないだろ?



よく言われることだが


”「カリオストロの城」はルパン三世では無い!”


(だから駄作と言う訳では無い、面白いし名作でしょう
しかし「ルパン三世」では無い)


宮崎作品であることで、一般認知度も高くメジャーではあるが
勘違いしてる人が多すぎる!

原作のモンキーパンチはじめ、監督の宮崎駿も”それを前提”で作ってる

まあ当たり前だ、新ルパンの原型となった、
旧ルパン後半の泥棒アクション路線を
作り出した張本人なんだから
ああいう路線の何たるかは、宮崎が一番良く知ってるだろう


新ルパンになり、毎週チャラチャラと遊び半分で、宝を盗み人を殺す
そんな赤ジャケルパンに嫌気がさしてた

宮崎は現状のルパン像を否定し、
人も殺さず、何も盗まない
中年の落ちぶれた泥棒としてルパンを書いた
わざと”違う物”を作ることでルパンを終わらせるために・・・

”新ルパンを否定し、ルパンを終わらせるために作られた最終回”

これがカリオストロの制作意図!
(その意味もこめての最後の「完」なんだそうです)

が逆にそれがルパンを延命させることになろうとは皮肉な物です



まあその後TV版の最終回でも、もっと露骨な新ルパン否定をやらかす訳ですがw

新ルパンで宮崎が担当した二本

「死の翼アルバトロス」

最終回「さらば愛しきルパンよ」

赤ジャケ否定の宮崎は、この二本中ルパンに赤ジャケをほとんど着せて無い
さらに最終回では、作中の殆どの時間チャラチャラした偽ルパンを出しておき
本物のルパンは銭型に変装していて、最後に少しか登場しない

ここまでの150本のTVシリーズのルパンが偽物だった?
と思わせる様に意図的に作ってある、完全に新ルパン否定のストーリー


で話は戻るが、開発者ルパンが好き?
この機械見てるかぎりでは
「赤ジャケ新ルパン」に拘りと愛着を
もって作ってるのはわかる

なら何故?あなた達が大好きな「新ルパン」を
全否定する宮崎作品を取り入れる?

どこに”ルパン愛”があるんだ?ただの無知だろ?


「新ルパン」をホントに愛してるファンなら
「宮崎ルパン」を容認することは出来ないはず!

「赤ジャケルパン」を「宮崎ルパン」の象徴
フィアット500(それも黄色!)に乗せてる時点で、新ルパンファン失格だ!

画像


新ルパンが好きなら徹底的に拘れよ!



◎後日譚

ちなみにカリ城でルパンに、トドメを刺せなかった宮崎

その後パートV放送時に再度監督のオファーを受けたが当然拒否!

かわりに、当時宮崎の元に転がり込んでいた
押井守に「ルパンを終わらせてこい」と言葉を託し
ルパン抹殺のヒットマンとして送り込む

現実と虚構の入り混じった、押井節全開の脚本で
”ルパンなんか最初からいなかった”と
存在その物を否定する豪快な”オチ”を用意して
ルパンを終わらせようと試みるも上層部と衝突し失敗に終わる

押井版ルパン三世


そして今もダラダラと生き続けるルパン、これで良かったのか?


永遠を生きるマモーを倒したルパンの名セリフ
「マモー感謝しろよ やっと死ねたんだ」が思いだされる・・・

もう終わる時期すら見失ったルパン”やっと”死ねる時はくるのか?




記事へなるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 8 / トラックバック 0 / コメント 1


続きを見る

トップへ

月別リンク

パチンコ・スロット原作愛について語るブログ/BIGLOBEウェブリブログ