最初は義母に発砲、大阪猟銃射殺 杉浦容疑者、酒に酔う大阪府羽曳野市の居酒屋で大阪市環境局職員杉浦泰久容疑者(49)が猟銃のライフルで3人を射殺し自殺した事件で、杉浦容疑者は最初に妻(48)の母親で元羽曳野市議田中美子さん(66)に向けて発砲したとみられることが14日、大阪府警への取材で分かった。 妻は杉浦容疑者と離婚調停中で、昨年10月ごろから田中さんがかくまう形でマンションに別居していたことが親族らの話で判明しており、府警は田中さんへの強い殺意があったとみている。杉浦容疑者が当時、酒に酔っていたことも分かった。 府警によると、杉浦容疑者は12日午後8時ごろに銃を持って店に現れ、いきなり無言のまま田中さんに向け発砲。その後、アルバイト従業員の福井達也さん(23)と店の大家で2階に住む上原浩人さん(49)に立て続けに発砲した。 店には妻とアルバイトしていた福井さんの兄もいたが、妻は2階に、福井さんの兄は店外に逃げて無事だった。 【共同通信】
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