五島市内にある五つの高校の生徒が、伝統文化に触れながら親睦(しんぼく)を深める「下五島地区高等学校百人一首大会」(同協議会主催)が13日、同市池田町の五島高セミナーハウスで開かれた。
31回目となる今大会には、生徒49人が参加。各校3人1組の2チームで総当たり戦を行った。生徒たちは真剣な表情で札を見つめ、上の句が詠み上げられると素早く札を取り合った。競技の結果、五島高が5年連続9回目の優勝を飾った。
五島南高3年の泉弘子さん(18)は「緊張したけど、練習の成果が出て勝つことができました」と笑顔で話していた。
=2010/01/14付 西日本新聞朝刊=