岡山放送局

2010年1月13日 22時35分更新

小学生がごぼう抜き取り体験


中国地方最大のごぼうの産地、岡山県倉敷市の連島地区で地元の小学生に特産のごぼうを知ってもらおうと収穫体験が行われました。

倉敷市の連島地区は年間500トンのごぼうを出荷する中国地方最大の産地でほかの地域のごぼうより色が白いのが特徴です。

JA倉敷かさやが開いた収穫体験には地元の旭丘小学校の3年生およそ40人が参加しました。

児童たちは、はじめにJAの担当者から連島地区の畑は高梁川の一部がはんらんした跡にあって砂地が多いのが特徴で、アクが少なく柔らかいごぼうを育てることが出来るなどと説明を受けました。

このあとさっそく近くの畑に出た子どもたちはごぼうの茎を見つけるとその周りの土をシャベルで掘って両手で力いっぱいにごぼうを引き抜き、太くて長いごぼうがとれると大きな歓声をあげていました。

連島地区では古くからごぼうを洗って出荷していて13日は、近くの農家でごぼうを洗う体験も行われました。

機械で泥や小さな根を取り除いた白いごぼうが、地下水をためた水槽に次々と舞うように入ると、作業を見守っていた児童たちは歓声をあげていました。

参加した児童の1人は、「ごぼうを引き抜くのは難しかったけど、楽しかったです」と話していました。