ドイツのWiesmann(ヴィーズマン)社は、2009年のFIA GT選手権のオフィシャルセーフティカーに『GT MF5』が採用されたと発表した。
ジャン・アレジ、フェラーリからGT選手権に参戦
フェラーリは13日、2010年シーズンのFIA GT選手権に、元F1ドライバーのジャン・アレジ氏を起用すると発表した。
アレジ選手は1964年、フランスに生まれ、現在45歳。1989年、ティレルからF1デビューを果たし、1991 - 95年、フェラーリからF1に参戦。1995年には、F1初勝利を成し遂げた。
その後、アレジ選手は1996年にベネトン、1998年にザウバー、2000年にプロストと、チームを渡り歩き、01年シーズンをもってF1から引退。02 - 06年には、メルセデスベンツからDTM(ドイツツーリングカー選手権)に参戦した。
アレジ選手は2010年のFIA GT選手権に、フェラーリ直系の「AFコルセ」チームから出走。マシンは『F430』をベースに開発された「F430 GT2」だ。
すでにフェラーリの地元、イタリア・フィオラノサーキットでF430 GT2をテストしたアレジ選手。65周のラップを終えて、「レースを始めた頃のような気分だよ。とても気持ちが高ぶっている」とコメント。アレジ選手のアグレッシブな走りを目の当たりにしたチーム代表、アマート・フェラーリ氏は、「アレジ選手なら、GT2クラスのトップドライバーと互角に戦える実力がある」と太鼓判を押している。
45歳でサーキットへの復帰を果たすアレジ選手。2010年シーズンのGT選手権での活躍が注目される。
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