萌え語り
(2010/01/12)どうも、彩庵です。
書いてる合間に、「何も浮かばん〜!」と、叫んでいると、秋管理人様がNPCを落書きしてくれました。
神聖王国エランス、神竜騎士団大隊長のラズ(左)と、傭兵王国サラン、傭兵王アロイス(右)です。
やっぱりこう、自分のキャラクター考えてるのって結構楽しいと思います。基本私はPCさんにぶん投げ気味が多かったのですが、とはいえ自分で作ったキャラクターが嫌いかと言いますと、やっぱり好きです。多分皆さんがPCさんを大事なのと同じぐらい大事……なの、かなあ。……誰かPBeMのマスターしてくれませんかねえ。
他のキャラクター達も、設定はたくさんあるのですが、ネタバレにならない箇所で設定語り。
本当はこの企画が終わったら一年後ぐらいに、エランス国を舞台に神竜騎士団と大神官を登録できる、魔法!っていうかんじのシナリオをやろうと思っていたのですが、
いつになるのか全く解らないのが実情です。
以下自分が語りたいだけのような気がする設定語り。
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■アロイスとラズ
アロイスは傭兵王になる以前は、エランスの国で傭兵をしていました。無愛想ですが腕が立ち、そして仕事には非常に忠実であるとして有名だったようです。
そして同時期に、神竜騎士団大隊長に昇格したラズと知り合います。
ラズはどちらかというと常に穏やかで笑顔を絶やさず、時に子供のような悪戯を真面目に行ったりもしました。神竜騎士団大隊長のみが乗ることを許されていた銀竜が、自分から彼の元へと降り立ち、国のために戦うことを求めたという話は非常に有名です。また、9つの勝利を約束するという銀の槍を手にし、魔法すらも自在に操った……。と言う、非常に反則なくらいの傑物でした。
そんな二人ですが、仲が悪い悪いと有名なのに、よく一緒にいる姿が見られました(主にラズがアロイスにちょっかいかけてきて殴られている姿が多いようでした)。また、戦場では不思議なくらいうまがあったようです。
アロイスもその戦闘力は評価し、様々な魔跡・魔法の研究を祖国へと持ち帰っています。
当時エランス国は、エランス国の北あたりにあるホクシア国と交戦状態でした。一時はホクシア国の首都近くまで攻めあがったのですが、色々あって(考えていないとも言います)敗戦となってしまう戦がありました。
その際最後まで戦線で戦い続け、撤退戦の殿までつとめたのが、アロイス達サラン国の傭兵でした。
その後再び体制を立て直し、ラズの指揮の下ホクシア国を制圧したときも、アロイスは今や攻城戦では最強と噂される魔跡「砲撃体勢」を駆使してエランス国の勝利に貢献したと言われています。
その戦の結果、二人はお互い思わぬ道を歩むことになってしまいます。
■ホクシア制圧後のアロイス
ホクシア戦の功績を先代傭兵王に認められ次期傭兵王へと指名されます。しかし、傭兵にこだわったアロイスはいったんそれを固辞しました。
しかしその後、それ以外の人物も現れず、傭兵王は病気で死亡してしまいます。
そのため、しばらくの間サラン国には王がいない状態となったため、軽い混乱が起こったので、仕方なくアロイスが王位を継ぐことになりました。王は職業である、とか何とか言って、今日も不機嫌そうな顔をしながらも真面目に仕事をしています。
就任してしばらくはまともに仕事をしていましたし、傭兵時代からのよしみもあり隣のエランス国とは同盟や和平などは結んでいませんが、平和に過ごしていました。
しかし、ブルーという予言者が、ここに世界を救う勇者が現れる、と予言してしまったため、サラン国はエランス国と対立することになってしまいます。
■勇者を巡る対立
エランス国は、国の王ミハイルを勇者であり神であると公言してはばかりません。
それで、新たなる、別の勇者を容認することは出来ませんでした。勇者は一人であればいい。神はエランス国のミハイル唯一人だ、と言う考え方でした。
ですので、エランス国は、予言の勇者の引き渡し及び協力をサラン国にまずは要請しました。
ですが、サラン国は、「誰にでも中立であり、誰とも対立しない。代わりに、誰とも仲良くしない。要するに、うちのことに口出しするな」というスタンスでした。
従わなければ武力行使するというエランス国の使者に大して、使者を残して護衛兵は皆殺しにして帰したという話もあります。
これを受けてエランス国大神官・リリーフェアが激怒して、聖戦が開始されます。サラン国は神の敵であるとして、神竜騎士団もこの戦いに参加しました。
■エランス・サラン国国境防衛戦
双方が総力をぶつけ合う展開になりました。神竜騎士団大隊長ラズと、傭兵王アロイスも、互いの魔跡を警戒して戦場に立ちました。
エランスとサランはお互い国境付近に砦を持っていて、その中間地点あたりの森及び野原が戦場となりました。
このとき、神竜騎士団は魔法と竜を駆使した戦闘を行い、傭兵国軍をぼこぼこにします。
サラン国は撤退を余儀なくされ、殿をアロイスがつとめました。
周囲はとても反対しましたが、アロイスは全く聞き入れなかったようです。
しかし、不思議なことに、神竜騎士団はその後追撃を行いませんでした。撤退するサラン軍を前に、神竜騎士団は微動だにせず、追撃を進言した騎士に、神竜騎士団大隊長のラズは、何も答えなかったようです。
このため、アロイス達は無事砦まで撤退し、今や戦線は膠着状態となっています。
今日の友は明日の敵、と言うのが傭兵の信条ですが、また、騎士には騎士の義があると、この逸話はエランス国、サラン国両方でよく語られています。
今回の物語は、丁度このあたりが舞台となっています。
ここから先は、未来の話です。なので、サラン国を抜きにして、エランス国のみを抜き出してみます。
■エランス国の大神官リリーフェア
私情により勝ち戦を逃した、その結果に怒ったのが、大神官リリーフェアでした。
リリーフェアは、神に最も近い場所にいる女性と言われ、ミハイルの右に並ぶ者です。位で言えば、ラズよりも上とされ、死者を蘇生させるという魔跡を持ちます。
当時ラズの人望は非常に厚く、今の神よりも新たなる軍神を、と言う流れになっておりました。この撤退戦も、皮肉にもまた彼の人気をあげることになってしまいました。
そこで、リリーフェアはこの戦いを理由にラズを神竜騎士団大隊長の位から外します。しかし、騎士達の反対はすさまじく、結局数ヶ月後にまた復職させています。
リリーフェアという女性も、アロイスと同じで非常に気が強く頑固で、また、ラズと仲が良いのか悪いのか解らない、というような関係でしたが、
この一件以降二人の中は急速に悪化していきます。
■その後
ラズはずっと、ミハイル王を純粋に支持しており、彼のためになり、彼の剣となり彼の盾となれれば良かったと語っていました。
しかしどういう訳か、どう転んでしまったのか。彼の勝利は全て栄光と賞賛で彩られ、彼がミハイル王のために戦えば戦うほど、勝てば勝つほど、時折その敗北でさえ、彼の人望となり、ミハイル王よりも彼を国の主に、という動きが活発化していきました。
嘗て、予言者は、ラズが神竜騎士団大隊長に就任したときに予言しました。「貴方は、必ず国の神になるだろう」と……。その予言を回避するために、戦い続けてきたというのに、その道を帰ることは、出来ませんでした。
その後、大神官リリーフェアが死亡します。一説によると、ラズによる暗殺でなかったのかと言われていますが、死因を含めて全てが謎のままです。
それから数ヶ月後、ラズもまた、ミハイル王を暗殺者から守り、庇って死亡します。32歳でした。
この暗殺もまた、はじめからミハイルではなくラズを狙ったもので、黒幕はリリーフェアではないかと言われていますが、定かではありません……。
以上、なんだか非常に長くなってしまいました。
骨休めの意味を超えすぎてしまいましたね。
本当はもっとリリーフェアなんかのこともあったのですが、あんまりに長くなりすぎるので割愛。
尚、あくまでこれは、今適当に予想しているもので、もしこの辺をシナリオですることになったら、変更すると思います。
ここまで読んでくださった方々、ありがとうございます。
時々そうやって妄想垂れ流しつつ、締め切りは間に合うように頑張りたいと思います。
アロイスは傭兵王になる以前は、エランスの国で傭兵をしていました。無愛想ですが腕が立ち、そして仕事には非常に忠実であるとして有名だったようです。
そして同時期に、神竜騎士団大隊長に昇格したラズと知り合います。
ラズはどちらかというと常に穏やかで笑顔を絶やさず、時に子供のような悪戯を真面目に行ったりもしました。神竜騎士団大隊長のみが乗ることを許されていた銀竜が、自分から彼の元へと降り立ち、国のために戦うことを求めたという話は非常に有名です。また、9つの勝利を約束するという銀の槍を手にし、魔法すらも自在に操った……。と言う、非常に反則なくらいの傑物でした。
そんな二人ですが、仲が悪い悪いと有名なのに、よく一緒にいる姿が見られました(主にラズがアロイスにちょっかいかけてきて殴られている姿が多いようでした)。また、戦場では不思議なくらいうまがあったようです。
アロイスもその戦闘力は評価し、様々な魔跡・魔法の研究を祖国へと持ち帰っています。
当時エランス国は、エランス国の北あたりにあるホクシア国と交戦状態でした。一時はホクシア国の首都近くまで攻めあがったのですが、色々あって(考えていないとも言います)敗戦となってしまう戦がありました。
その際最後まで戦線で戦い続け、撤退戦の殿までつとめたのが、アロイス達サラン国の傭兵でした。
その後再び体制を立て直し、ラズの指揮の下ホクシア国を制圧したときも、アロイスは今や攻城戦では最強と噂される魔跡「砲撃体勢」を駆使してエランス国の勝利に貢献したと言われています。
その戦の結果、二人はお互い思わぬ道を歩むことになってしまいます。
■ホクシア制圧後のアロイス
ホクシア戦の功績を先代傭兵王に認められ次期傭兵王へと指名されます。しかし、傭兵にこだわったアロイスはいったんそれを固辞しました。
しかしその後、それ以外の人物も現れず、傭兵王は病気で死亡してしまいます。
そのため、しばらくの間サラン国には王がいない状態となったため、軽い混乱が起こったので、仕方なくアロイスが王位を継ぐことになりました。王は職業である、とか何とか言って、今日も不機嫌そうな顔をしながらも真面目に仕事をしています。
就任してしばらくはまともに仕事をしていましたし、傭兵時代からのよしみもあり隣のエランス国とは同盟や和平などは結んでいませんが、平和に過ごしていました。
しかし、ブルーという予言者が、ここに世界を救う勇者が現れる、と予言してしまったため、サラン国はエランス国と対立することになってしまいます。
■勇者を巡る対立
エランス国は、国の王ミハイルを勇者であり神であると公言してはばかりません。
それで、新たなる、別の勇者を容認することは出来ませんでした。勇者は一人であればいい。神はエランス国のミハイル唯一人だ、と言う考え方でした。
ですので、エランス国は、予言の勇者の引き渡し及び協力をサラン国にまずは要請しました。
ですが、サラン国は、「誰にでも中立であり、誰とも対立しない。代わりに、誰とも仲良くしない。要するに、うちのことに口出しするな」というスタンスでした。
従わなければ武力行使するというエランス国の使者に大して、使者を残して護衛兵は皆殺しにして帰したという話もあります。
これを受けてエランス国大神官・リリーフェアが激怒して、聖戦が開始されます。サラン国は神の敵であるとして、神竜騎士団もこの戦いに参加しました。
■エランス・サラン国国境防衛戦
双方が総力をぶつけ合う展開になりました。神竜騎士団大隊長ラズと、傭兵王アロイスも、互いの魔跡を警戒して戦場に立ちました。
エランスとサランはお互い国境付近に砦を持っていて、その中間地点あたりの森及び野原が戦場となりました。
このとき、神竜騎士団は魔法と竜を駆使した戦闘を行い、傭兵国軍をぼこぼこにします。
サラン国は撤退を余儀なくされ、殿をアロイスがつとめました。
周囲はとても反対しましたが、アロイスは全く聞き入れなかったようです。
しかし、不思議なことに、神竜騎士団はその後追撃を行いませんでした。撤退するサラン軍を前に、神竜騎士団は微動だにせず、追撃を進言した騎士に、神竜騎士団大隊長のラズは、何も答えなかったようです。
このため、アロイス達は無事砦まで撤退し、今や戦線は膠着状態となっています。
今日の友は明日の敵、と言うのが傭兵の信条ですが、また、騎士には騎士の義があると、この逸話はエランス国、サラン国両方でよく語られています。
今回の物語は、丁度このあたりが舞台となっています。
ここから先は、未来の話です。なので、サラン国を抜きにして、エランス国のみを抜き出してみます。
■エランス国の大神官リリーフェア
私情により勝ち戦を逃した、その結果に怒ったのが、大神官リリーフェアでした。
リリーフェアは、神に最も近い場所にいる女性と言われ、ミハイルの右に並ぶ者です。位で言えば、ラズよりも上とされ、死者を蘇生させるという魔跡を持ちます。
当時ラズの人望は非常に厚く、今の神よりも新たなる軍神を、と言う流れになっておりました。この撤退戦も、皮肉にもまた彼の人気をあげることになってしまいました。
そこで、リリーフェアはこの戦いを理由にラズを神竜騎士団大隊長の位から外します。しかし、騎士達の反対はすさまじく、結局数ヶ月後にまた復職させています。
リリーフェアという女性も、アロイスと同じで非常に気が強く頑固で、また、ラズと仲が良いのか悪いのか解らない、というような関係でしたが、
この一件以降二人の中は急速に悪化していきます。
■その後
ラズはずっと、ミハイル王を純粋に支持しており、彼のためになり、彼の剣となり彼の盾となれれば良かったと語っていました。
しかしどういう訳か、どう転んでしまったのか。彼の勝利は全て栄光と賞賛で彩られ、彼がミハイル王のために戦えば戦うほど、勝てば勝つほど、時折その敗北でさえ、彼の人望となり、ミハイル王よりも彼を国の主に、という動きが活発化していきました。
嘗て、予言者は、ラズが神竜騎士団大隊長に就任したときに予言しました。「貴方は、必ず国の神になるだろう」と……。その予言を回避するために、戦い続けてきたというのに、その道を帰ることは、出来ませんでした。
その後、大神官リリーフェアが死亡します。一説によると、ラズによる暗殺でなかったのかと言われていますが、死因を含めて全てが謎のままです。
それから数ヶ月後、ラズもまた、ミハイル王を暗殺者から守り、庇って死亡します。32歳でした。
この暗殺もまた、はじめからミハイルではなくラズを狙ったもので、黒幕はリリーフェアではないかと言われていますが、定かではありません……。
以上、なんだか非常に長くなってしまいました。
骨休めの意味を超えすぎてしまいましたね。
本当はもっとリリーフェアなんかのこともあったのですが、あんまりに長くなりすぎるので割愛。
尚、あくまでこれは、今適当に予想しているもので、もしこの辺をシナリオですることになったら、変更すると思います。
ここまで読んでくださった方々、ありがとうございます。
時々そうやって妄想垂れ流しつつ、締め切りは間に合うように頑張りたいと思います。
【日常語り】
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