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観光バス運転手からアルコール検出 路線バスと接触

2010年1月10日21時50分

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 10日午前8時50分ごろ、北九州市八幡西区陣原2丁目の国道3号で、新北九州観光バス(福岡県岡垣町)の観光バスが停車していた路線バスに接触、観光バスの男性運転手(49)から呼気1リットルあたり0.1ミリグラムのアルコール分が検出された。酒気帯び運転の水準(0.15ミリグラム以上)を下回るが、安全運転の義務を怠った疑いがあるとして、県警折尾署は運転手を道交法違反容疑で近く書類送検する方針。運転手は「前の晩にチューハイを飲んだ」と話しているという。

 同署によると、現場は片側2車線の直線。バス停で客を降ろしていた路線バスを、観光バスが右車線に出て追い越そうとした際、左前のミラーが路線バスの後部に接触したという。運転手や路線バスの乗客約20人にけがはなかった。観光バスは送迎先に向かう途中だった。

 新北九州観光バスによると、乗務前の運転手には市販の検知器による飲酒検査を義務付け、10日朝にはこの運転手も検査したが異常はなかったという。副田日出雄社長は「乗務前には酒を飲まないことを徹底していただけに利用者に申し訳ない」と話した。

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