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「負ければ引退」川村執念でベルト奪取

 「東洋太平洋Sフェザー級王座決定戦」(11日、東京ビッグサイト)

 「負ければ引退するつもりだった」という背水の一戦で、東洋太平洋Sフェザー級4位の川村貢治(ワタナベ)が東洋太平洋のベルトをつかみ取った。左ジャブ、ボディーアッパーで同級1位の金聖泰(韓国)を終始圧倒し、最後は強烈な左アッパーをアゴにたたきこんだ。襟足の長い髪をメッシュに染め、鍛えられた体を浅黒く焼いた“イケメン新王者”は「支えてくれた人たちのおかげです」と涙をぬぐった。「強い人とやってベルトの価値を上げたい」と、防衛ロードへ闘志を燃やした。

(2010年1月11日)
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