2010年1月12日 19時38分更新
岡山県特産の「黄にら」を使った「ばらずし」の駅弁の販売がJR岡山駅で始まりました。
黄にらは青にらと同じ品種ですが日光を遮って栽培したもので、柔らかい食感とほのかな甘みが特徴です。
岡山県は黄にらの生産量が全国の70%以上を占めていて、特産の黄にらを岡山名物の「ばらずし」とあわせて楽しんでもらおうと、JR岡山駅構内の2つの売店で新しい駅弁の販売が始まりました。
駅弁が店頭に並べられるとさっそく購入する人の姿が見られこのうち新幹線乗り場の売店で販売された15個はおよそ40分で完売しました。
駅弁の黄にらは独特のにおいを抑えるために5時間あまりかけてゆっくり調理されていて、新幹線の中でも気軽に食べてもらえるものに仕上がっているということです。
出張を終えて大阪に帰る男性は「黄色のにらと聞いて珍しいので食べてみたいと思って買いました。これから新幹線の中で食べるのが楽しみです」と話していました。
また売店にあった最後の弁当を購入し、名古屋に向かうという女性は「もともと食べてみたいと思っていたので買えてラッキーです。岡山出身ですが食べたことがないので楽しみです」と話していました。