JALがストップ安の7円で寄り付く、上場廃止懸念で売り続く
[東京 13日 ロイター] 13日午前の東京株式市場で、前日37円のストップ安となった日本航空(JAL)(9205.T: 株価, ニュース, レポート)は制限値幅の下限となる7円で寄り付いた。事前調整型の法的整理の方向が固まったことで、上場廃止懸念からの投げ売りが続いている。
前原誠司国土交通相は12日の閣議後会見で、JALの主力行であるメガバンク3行の頭取と午前中に意見交換し、企業再生支援機構による公的整理について概ね了解を得たことを明らかにした。会社更生法を活用した事前調整型の法的整理に難色を示していた銀行団の同意が得られたことで、更生法による再生計画が確定する方向となり、JALの更生法申請とほぼ同時に支援機構が支援を正式決定する見通しとなった。
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