2010年 1月 12日
高橋大輔選手の公開練習
バンクーバーオリンピック開幕まであと1ヵ月。男子フィギュア日本代表で倉敷市出身の高橋大輔選手が母校の関西大学で練習を公開しました。去年暮れの全日本選手権で優勝し2大会連続のオリンピック出場を決めた高橋大輔選手。約500人の観客を前に、日本代表の織田信成選手と2人で公開練習に臨みました。オリンピック本番に向けプログラムを手直しするためアメリカに渡り2日前に、帰国したばかりです。今回修正したのはトリプルアクセルを前半から後半に移すことで高得点を狙います。「きょうは体が動かなかった」という高橋選手ですが45分間の練習の中でダイナミックで華麗なステップを繰り出し好調ぶりをうかがわせました。右ひざじん帯断裂というアクシデントを乗り越えようやくつかんだバンクーバーへの切符。4回転ジャンプ成功の確率を上げること、後半に体力を維持することなど課題はありますが4年間の想いを込めた大舞台まであと1カ月。メダルへ期待も高まります。

坂出未解決殺人事件で遺族がビラ配り
坂出市の自動車整備工場で、12年前、女性経営者が、殺害された事件は時効まであと3年を切りました。12日朝、遺族などが坂出市で情報提供を呼びかけました。この事件は1997年12月26日、坂出市加茂町の自動車整備工場の経営者、松下菊江さん(当時65)が、工場2階で頭から血を流して倒れているのが見つかり、7日後に死亡したものです。12日朝、殺害された松下さんの長男・昌弘さんや警察官など17人がJR坂出駅で通勤客らにチラシを配り、情報提供を呼びかけました。この事件では有力な情報に対し、遺族が100万円の懸賞金を出すことなっていて、12日から1年間、坂出警察署と香川県警本部で情報を受け付けています。

コメの戸別所得補償制度説明会
鳩山政権の目玉政策のひとつで、政府が来年度からモデル事業を実施する戸別所得補償制度の説明会が12日、岡山市で開かれました。説明会には中四国各県の担当者や農業関係者など約300人が出席しました。戸別所得補償制度は、農作物の販売価格が生産費用を下回った場合、その赤字部分を国が補てんするもので、食糧自給率の向上と農業経営の安定化が目的です。国はまず来年度、コメ農家などを対象にモデル事業を実施することにしていて5600億円余りの予算を計上しています。農林水産省の山田正彦副大臣がコメ農家に10アール当たり一律1万5000円を助成した上で、赤字が出た場合は国が補てんすることや水田を利用して、麦や大豆などを生産した場合、助成金が交付されることなどを説明しました。国ではさ来年度以降、コメ以外の分野でも制度を充実させることにしています。

黄ニラばら寿司 販売開始
全国一のシェアを誇る岡山特産の「黄ニラ」。その黄ニラを使ったばら寿司が駅弁になりました。12日、JR岡山駅で発売されました。黄ニラばら寿司はサワラやエビ、黒豆などを盛り付けたばら寿司にシャキシャキの黄ニラがたくさんのっています。列車内で食べるため独特のかおりはやや抑えたそうです。岡山特産の黄ニラを駅弁にしてPRしようとJRの子会社が企画したもので、岡山駅構内の売店で1日30個の限定販売、価格は1050円です。また、生産者で、黄ニラのPR活動を行っている黄ニラ大使も駆けつけました。岡山特産の「黄ニラ」が列車に乗って全国へ。故郷、自慢の味で岡山の魅力をPRします。