2007年11月5日
No.107
ブリヂストンが太陽電池用接着フィルムの生産能力を増強
株式会社ブリヂストン(社長 荒川詔四)は、太陽電池用接着封止膜※として使用されるEVAフィルム(エチレン・ビニル・アセテート フィルム)の需要が増加していることに対応するため、磐田工場(静岡県磐田市)のEVAフィルム生産能力を増強いたします。投資総額は約30億円で、2010年1月からの増産を予定しています。これにより当社では、現在の生産能力と比較して約1.7倍の生産能力に増強し、月産約1500トンのEVAフィルムが生産可能となります。
太陽光発電は発電過程で全く排出物を出さないクリーンなシステムで、CO2などの温室効果ガスにより地球温暖化が進行する中、地球環境保全の観点からも重要性が増しています。それに伴い近年、太陽電池の需要は世界的に急伸長しており、太陽電池の接着封止膜に使用されるEVAフィルムの需要も急増しています。
EVAフィルムは、太陽光線を電気に変換するシリコン・セルを、加熱による分子結合(架橋)でガラス面に固定する接着剤として使用されます。EVAフィルムは、加熱することで無色透明となり、水や紫外線にも強いため、屋外で使用される太陽電池用接着封止膜には最適な素材と言われております。
当社は、企業活動における環境への取り組みを経営の最重要課題の一つと位置づけており、「タイヤ会社・ゴム会社として『名実ともに世界一の地位の確立』」という経営の最終目標達成のためにも必要不可欠であると考えております。EVAフィルムはこのような環境経営活動を具現化した商品であり、伸長が見込まれる太陽電池需要に対応するため、今後も状況に応じた生産能力増強等の施策を検討していく予定です。
太陽光発電は発電過程で全く排出物を出さないクリーンなシステムで、CO2などの温室効果ガスにより地球温暖化が進行する中、地球環境保全の観点からも重要性が増しています。それに伴い近年、太陽電池の需要は世界的に急伸長しており、太陽電池の接着封止膜に使用されるEVAフィルムの需要も急増しています。
EVAフィルムは、太陽光線を電気に変換するシリコン・セルを、加熱による分子結合(架橋)でガラス面に固定する接着剤として使用されます。EVAフィルムは、加熱することで無色透明となり、水や紫外線にも強いため、屋外で使用される太陽電池用接着封止膜には最適な素材と言われております。
当社は、企業活動における環境への取り組みを経営の最重要課題の一つと位置づけており、「タイヤ会社・ゴム会社として『名実ともに世界一の地位の確立』」という経営の最終目標達成のためにも必要不可欠であると考えております。EVAフィルムはこのような環境経営活動を具現化した商品であり、伸長が見込まれる太陽電池需要に対応するため、今後も状況に応じた生産能力増強等の施策を検討していく予定です。
※ 太陽電池に使用する発電セル(シリコン・セル)を固定・保護するために、ガラスおよび裏面保護シート(バックシート)を接着させるフィルム状の膜
ブリヂストンが推進する環境経営活動を表すマーク Ecologyの頭文字「e」を環境活動の土台として位置付け、そこから生まれた活動の成果 (芽) を「澄み切った空」や「生い茂る木々」としてシンボライズしています。 |
以上