小沢氏聴取の調整難航、東京地検 石川氏、きょうにも小沢一郎民主党幹事長の資金管理団体「陸山会」の土地購入をめぐる問題で、東京地検特捜部が要請している小沢氏の参考人聴取の日程調整が難航していることが12日、関係者への取材で分かった。小沢氏は13日以降、今夏の参院選対策で地方を回るなど過密スケジュールが組まれており、週内聴取のめどは立っていないという。 特捜部は、2004年の土地購入当時、事務担当だった元私設秘書の石川知裕衆院議員(36)=北海道11区=に対する任意聴取を13日にも再度踏み切る見通し。 土地購入をめぐっては、陸山会が04年10月29日、購入の数時間後に小沢氏が関与する形で都内の金融機関から4億円の融資を受けたことが判明。 石川氏は昨年12月の聴取で「陸山会の手持ち資金が不足していたため、小沢先生から借り入れた4億円で土地を購入した」と説明。土地購入を04年政治資金収支報告書ではなく、05年収支報告書に記載したことを認めている。 【共同通信】
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