2010年1月12日 12時11分更新
悪質商法や産地偽装など消費者からのさまざまな相談に市町村の担当者が電話で応じる「消費者ホットライン」が12日から全国で始まり、県内の市町村にもさっそく相談の電話が寄せられています。
「消費者ホットライン」は去年9月に消費者庁が発足したことに伴って設けられた専用の電話番号で、全国どこからでも同じ番号にかけると自治体の消費生活センターなどにつながり悪質商法や産地偽装など、さまざまな相談に応じます。
岡山県内のすべての市町村でも12日からホットラインにかかった電話がつながるようになり、このうち岡山市では午前9時からかかってくる電話に4人の相談員が対応していました。
なかには、住宅の賃貸契約で敷金での修繕をめぐるトラブルや、携帯電話に突然、高額の現金を請求するメールが来たなどの相談が寄せられていました。
ホットラインの番号は0570−064−370で「まもろうよ・みんなを」という語呂あわせになっています。
岡山市消費生活センターの齋藤達也主任は「クーリングオフなど、消費者のための制度をご存じない方が多いので、少しでも不審に思うことがあれば積極的に利用していただきたい」と話しています。