「子ども百人一首かるた大会」が11日、徳島市徳島町城内の市立徳島城博物館で開かれ、子どもたちは真剣にかるたに取り組んだ。
同大会は県かるた協会(門田耕作会長)が毎年11月ごろに開く「かるた教室」を受講した小学生がかるたの技を競い合うもので、約10年前から実施。今年は12人が参加し、3人1組のチーム戦で競い合った。静かな会場にかるたを読み上げる声が響くと、子どもたちはいち早く札を取っていた。
午後1時からは同協会員による模範試合も行われた。門田会長は「全国的には競技人口が少し増えている。県内でも参加人数がもっと増えるように、これからも続けていきたい」と話していた。【田中裕子】
毎日新聞 2010年1月12日 地方版