県内外の児童12人が熱戦 徳島城博物館で「かるた大会」 2010/1/12 10:37
新春恒例の「子ども百人一首かるた大会」(徳島県かるた協会、徳島城博物館主催)が11日、徳島市内の同館であった。博物館の「かるた教室」を受講した県内外の4小学校の児童12人が熱戦を繰り広げた。
3人一組の4チームによる総当たり戦で、2人以上が勝ったチームに軍配が上がるルールで対戦。児童たちは真剣な表情で並んだかるたの位置を覚え、協会員が上の句を読み始めると、素早い手つきで下の句の札を奪い合っていた。3戦全勝した助任小学校チームが優勝し、トロフィーや賞状などが贈られた。
同小5年の戸田絢子(あやこ)さん(11)=同市南前川町4=は「練習の成果が出てうれしい。来年も優勝したい」と喜んでいた。【写真説明】真剣な表情で札を取り合う百人一首かるた大会参加者=徳島市内の徳島城博物館