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10人乗り漁船が不明=救命いかだ発見、無人−日本人は船長ら4人・五島列島沖

1月12日7時43分配信 時事通信

 12日午前4時半ごろ、長崎県・五島列島沖の東シナ海を航行していた底引き網漁船「第2山田丸」(113トン)と連絡が取れなくなったと、船を所有する山田水産(長崎市)から長崎海上保安部に連絡が入った。間もなく僚船が第2山田丸の救命いかだ1そうを発見し回収したが、いかだは無人だった。
 第7管区海上保安本部(北九州市)は、現場に巡視船や航空機を出し、捜索に当たっている。
 7管によると、第2山田丸は船長股張保さん(49)=長崎市小瀬戸町=ら日本人男性4人と、中国人男性6人が乗っていた。
 11日午後2時ごろに新長崎漁港(長崎市)を出港。12日午前3時50分ごろ、五島列島・福江島の大瀬埼から北西約85キロの海上で、僚船の第1山田丸に「波が打ち込み、船が起き上がらない」と知らせた後、連絡が途絶えたという。
 第1山田丸が午前5時ごろ、転覆した状態の救命いかだを発見。船体に「2」「山田丸」と書いてあり、付近に網やロープなどの多数の漂流物があった。
 山田水産によると、第2山田丸は第1山田丸の後方約400メートルを航行し、2隻は常に連絡を取れるようにしていたという。
 午前4時ごろ、第1山田丸から「レーダーから消えた。明かりも消えた」と同社に連絡があった。第2山田丸は、韓国・済州島沖でイカなどの底引き網漁をするため出航したという。 

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最終更新:1月12日10時43分

時事通信

 

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