とんだ“濡れ衣”だった酒井法子のＳＥＸ動画騒動

　暮れの芸能界を騒がせた酒井法子（３８）の問題動画流出騒動――。

　写真誌や週刊誌上で酒井とおぼしき人物の“フ○ラ動画”が出回っていると報じられた一件だ。動画はわずか１９秒ながら上目遣いで男性器に舌を這わせる顔は確かに酒井にそっくり……。

　一部メディアの取材を受けて動画を見た事務所関係者までもが「確かに法子に似ているが……」と顔をしかめたとか。いわくつきの映像で、マスコミ関係者の間では「動画には続きがある」「無修整らしい」とウワサになり、動画を編集部に持ち込んだ人物に数十万円もの謝礼が支払われたという怪情報までも飛び交った。

　ところが――。

「種を明かせば、この映像は数年前に引退した人気ＡＶ女優、宮下杏菜の『濡れる女王』という作品のワンシーンでした」と言うのはさる芸能関係者だ。

　この関係者によると、“フ○ラ動画”以外の映像を見れば酒井とは似ても似つかぬ別人であることは一目瞭然（りょうぜん）だという。悪質なイタズラであることがすぐにわかるようだ。

「動画はのりピーの夫の高相祐一が５、６年前に酒井と覚醒剤を使ってＳＥＸしながら撮影したという情報が流れて、本物という説が有力でしたが、実際はとんだガセネタでした」（関係者）

　酒井にとっては濡れ衣だったわけだが、高相は保釈後もフラフラしているといわれ、尾ひれがついてしまったのだろう。

　この事件では悪ノリもウソもなんでもアリだ。

（日刊ゲンダイ2010年1月8日掲載）