12回、プーンサワット(右)の右フックを浴びる細野=東京ビッグサイト
「WBA世界Sバンタム級タイトルマッチ」(11日、東京ビッグサイト)
挑戦者・細野悟(26)=大橋=が、王者プーンサワット・クラティンデーンジム(29)=タイ=に判定0-2で敗れた。
世界初挑戦の細野は、怪物王者プーンサワットと果敢に打ち合ったもののプロ17戦目で初黒星。8回に右拳を痛めたことを明かし「手数がなかった。相手にうまさがあった」と敗因を分析した。ジャッジ1人がドローという、きん差の判定には「自信になった」と笑顔。「フェザー級でここに戻って来られるように」と、本来の階級で世界を目指すことを誓った。
(2010年1月11日)