３３時間“完奏”ギネスドラマー「途中で意識が…」

カウントを表示する時計の前で演奏する穴吹 Photo By スポニチ

　東京都在住のプロドラマー穴吹久男（５６）がソロコンサートの公演時間のギネス記録に挑み、１１日午後８時すぎに世界最長の３３時間連続記録を達成した。

　これまでの記録は昨年６月にポーランドで記録された３２時間連続。穴吹は数年前にコンサートを開いて親交のある長野県上田市の信州国際音楽村を舞台に、１０日午前１１時に演奏開始。百人一首を題材に作った約１００曲を演奏し、１時間ごとに５分の休憩を入れて“完奏”した。

　この日午後６時３０分ごろには睡魔に襲われ「途中で意識がなくなった」とか。食事はおにぎり４個だけで乗り切り「一番つらかったのは足。（今の心境は）飯食ってうまいビールを飲みたい」と笑った。近くギネスに申請する。穴吹は９５年には米カーネギーホール主催で同ホール史上初のソロドラム公演を行うなど日米で活躍している。

[ 2010年01月12日 ]