岡山放送局

2010年1月11日 19時8分更新

倉敷の芸術家の作品展


倉敷市を中心に活動する作家の絵画や工芸品などの作品を集めた展示会「倉敷美術展」が、倉敷市立美術館で開かれています。

倉敷美術展は倉敷市を中心に活動する作家のグループが毎年開いているもので、会場には、130人あまりの作家がそれぞれ1点ずつ出品した油絵や工芸品などが展示されています。
このうち亀山茂さんの油絵、「コンビナート」はふだんはスモッグや煙がかかった水島コンビナートを雨が上がって空気が晴れた日にえがいたもので、所狭しと並ぶ工場から伸びる様々な色の煙突がコンビナートの印象を明るくしています。
また、小橋すみ江さんの、「見下ろせば・・・風」は児島地区の山から望む瀬戸内海を描いた水墨画で風に揺れる山の木々の向こうに見える瀬戸大橋がダイナミックに描かれています。
会場には絵画のほかにも漆器や焼きものなどの工芸品も展示されていて訪れた人たちは倉敷で活動している作家たちの力作の数々をじっくりと見ていました。
倉敷美術展は、倉敷市立美術館で今月17日まで開かれています。