http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/100111/plc1001110123000-n1.htm
海自補給活動 中国が“後釜”を検討 政府に広がる警戒感 [産経]
中国軍がインド洋での給油を代わりにやるそうです。米中は対立してるように思われますが、それは間違いです。米中は唯一のG2ですから違いはあっても協力せざるを得ません。安全保障分野も例外ではないのです。日本はいい加減に米中関係を対立軸で捉えるのをやめるべきです。日本ごとき小国のためにアメリカが中国と対立し続けるなどありえません。中国とアジア太平洋諸国の貿易額は巨大なものとなっています。中国が世界の安全保障に貢献するのは当たり前ですし、日本もそれを歓迎する立場にあるはずなのです。
しかしながら日本国内の議論は右翼新聞の産経を例に出すまでも無くゼロサムゲームの観点で捉えがちです。やれ中国の空母が脅威だのと。そもそも日米安保の下日米対中国の構造は早晩激変します。過去の歴史を見ても日独防共協定を結んだ直後にドイツは独ソ不可侵条約を日本に秘密で結んだ。中国とアメリカが日本の知らないところで世界分割を協議しているのは当然でしょうし権謀術数に長けた両国ならば最後は手を結ぶでしょう。
だからこそ日本はバスに乗り遅れないためにも対米一辺倒の従属外交を破棄してアジア諸国との連携をするべきなんです。具体的には東アジア共同体を結び日米安保に替るアジアの枠組みを構築するのです。それこそが日本に求められている外交だと思います。
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コメント(1)
コラムと妄言の垂れ流しの位、区別つけようなw
2010/1/11(月) 午後 11:40 [ ぬこぬこ ]