日本の病を治す！

http://www.47news.jp/news/2010/01/post_20100110171500.html

普天間移設　平野官房長官が下地、伊江両島を視察


この問題では背景を知るのにうってつけの本があります。船橋洋一という朝日のコラムニストだった男が書いた本で『同盟漂流』という本があります。僕は図書館で期限オーバーしながら借りて読みました。
橋本時代に行われた返還の交渉過程がよくわかります。アメリカの傲慢さや軍事優先主義が余すところなく書かれています。
アメリカという国は完全に帝国です。国際関係論ではアメリカ帝国とかデモクラシーの帝国とか表現しますが、民主主義を掲げ(もちろん欺瞞です)アメリカ軍という棍棒を振りかざしながら暴力的に世界に介入する野蛮国家です。性質が悪いです。
朝鮮(北朝鮮という表現は差別)に対しても例外でなく、沖縄の米軍や佐世保のチンピラ艦『エセックス』や横須賀の第七艦隊、三沢のｆ−１6等はその実行部隊です。冷戦が終わって戦争による解決が終了したのにアメリカだけが戦争を捨てようとしていません。国連憲章を無視しているのです。
それに対して日本政府は縁を切ろうともせずアメリカの朝鮮敵視政策に追づいしています。琉球人の独立への願いや基地撤廃を無視し続けているのです。辺野古への移転はそういうことなのです。この問題の肝心な点は朝鮮や中国などのアジア諸国への殴りこみ部隊である暴力団のアメリカをグアムに追い出せるか否かなのです。琉球の将来の独立を見据えればアメリカの撤兵は避けられません。日本とアジア諸国との関係も在日米軍が邪魔してるのです。日本は北から脅威を受けていると嘘をついていますが、日本から在日米軍がいなくなり朝鮮に対して謝罪と賠償をすれば何も怖がる必要はないのです。自衛隊も必要ないし、非武装日本という世界共通の理想が実現できるのです。
民主党は上記のような世界的視野をもって普天間から沖縄から日本から米軍を追い出すべきです