麻生太郎前首相は11日、地元の福岡県飯塚市であった後援会などの新年パーティーで、鳩山由紀夫首相の資金管理団体の偽装献金事件について「1日50万円の子ども手当」と批判した。
鳩山首相が母親から受けた計12億6千万円の資金提供について、麻生前首相は「1日50万の『子ども手当』はでかい。しかも、もらった本人は知らんかった、と。やった方はかなりショックだったと思いますが」と話した。
「知らなかった。秘書に任せていた」という鳩山首相の説明には、「(野党時代と)立場が違うとそんなに変わるのかと、腑(ふ)に落ちない方も多いと思う。そういう声を代弁していくのが国会議員としての務め」と語った。